基礎美術コース

2021年度 基礎美術授業スタート! 4年生「漆芸Ⅲ」

本日は基礎美術コース4年生の授業をレポート!

 

基礎美術コースは日本人の表現者の「基礎」は日本の伝統文化にある、という考えのもと日本文化を幅広く学んでいくコースです。

 

基礎美術の4年生の最初の授業は「漆芸Ⅲ」です。2,3年生で学んできた「漆芸Ⅰ・Ⅱ」の学びをさらに深めていきます。

 

この授業は指物師(さしものし)の兵働知也先生と漆工芸の岩渕祐二先生の合同授業です。

今日は指物師の兵働先生の担当回。

指物(さしもの)とは大事な物を入れる桐箱に代表される、板を差し合わせて作られた木工製品の総称です。
ミリ単位以下の仕事が要求される繊細な作業となります。

ここまで3年以上にわたり手仕事を学んできた基礎美術コースの4年生にとってもかなりの難関の課題です。

学生たちは写真を撮っているのにも気が付かないくらい集中した作業していました。

最終的には箱になっていくのですが、その前に正確に木材を切って加工しなければなりません。
時には兵働先生自ら学生の材料に手を入れて指導します。

こうした地道な作業を乗り越えてどんな作品が出来上がるのか、とても楽しみです。

今週末の4/24土曜、25日曜は京都芸術大学のオープンキャンパスがあります!
基礎美術コースのワークショップ内容は「金でキラキラ光る紙を作ろう」という物。金砂子などを使用した人気のワークショップです。
篆刻の手作業につながる内容ですので、ぜひお楽しみに!!
新型コロナ感染症対策として、皆さんに安心して楽しんでいただけるよう、午前・午後の2部予約制となっています。詳しくはこちらから↓
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