こども芸術学科

卒業生が企画した展覧会「ココデミル」と子ども達のワークショップ|こども芸術学科ニュース

2010年度洋画コース3年次のときに授業を担当した卒業生2名が現在、3F PROJECT ROOMで勤務しています。

 

柳生顕代さん(2012年3月、本学美術工芸学科 総合造形コース卒業)
鴨田幸奈さん(東北芸術工科大学3年次後期洋画コース交換留学生、
2012年3月、東北芸術工科大学 洋画コース卒業)

 

卒業後、現在、3F PROJECT ROOMで企画/運営を担当している柳生さん、東北芸術工科大学の片桐先生のもとで学んだ鴨田さんは、芸術教養エリック先生と共に、英会話教室やギャラリー経営を模索しているとのことです。

 

その卒業生二人から、夏休み中に子どもたちと関わる展覧会「ココデミル」 のアイデアと、子ども向け、大人向けそれぞれのプログラム、ワークショップ企画をする旨、6月にアイデアを伺いました。そして、その展覧会への出品依頼をいただき、柳生さんからのリクエストもあり旧作のご飯をモチーフにした絵を2点、展示することになりました。

 

子どもと大人が、同じ空間でコラボレーションするというところが、今回の企画の目玉です。

 

柳生さんも鴨田さんもまだ卒業して間がありませんが、活発に活動をしています!

二人が学部3年生の時に担当した洋画コースの授業では、普段描くことが当たり前の学生さんの、知られざる顔を共有するべく、それぞれの興味、関心があることを、毎週順番にプレゼンテーションするという内容でした。

 

柳生さんは、毎日煎じている漢方薬を捨てずに干していて、それをずらっと並べてくれました。その時の香りが印象的でした。鴨田さんは、姉妹校の東北芸術工科大学在学中から、地元の小学校の教室を使って、子ども達と世界を逆さまにするワークショップの取り組みを紹介してくれました。

忘れっぽい僕ですが、いまでもはっきり思い出せるのは二人のプレゼン、どちらも印象に残る何かがあったからです。

 

8月18日の日曜日には、「床パーティー」(子ども目線でするパーティー?)と、出展作家による「床トーク」も企画されています。入場無料です。

 

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8/18(日)、8/24(土)、8/25(日)には鴨田さんの企画した小学生向けワークショップも予定されています。このワークショップでは、本学大学院生もボランティアでサポートする予定です。

オヤココデミル
また、この時期、こども芸術学科の学生には保育所実習が始まってくるので、難しい時期ではありますが、もし実習のない学年で参加したいと思うこ学の学生さん、まだ募集中です!

 

ココデミル ボランティア募集

では、まだまだ暑い日が続きますが、お近くにお越しの際には、ぜひご高覧ください。

(森本玄:教員/絵画)

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