基礎美術コース

『瓜生山漢詩集』完成! 2年生

我ながら、基礎美術っぽい渋いブログのタイトルになりましたが、基礎美術コース2年生の授業の第一課題「漢詩と篆刻」が終了しました。

 

この授業は篆刻(石で印鑑を彫ること)に始まり漢詩を自分で詠むこと、そしてそれを和綴本の形で製本するまで一貫して15回の授業の中で学んでいきます。

教えてくださるのは日本でも貴重な、漢詩を教えることができる佐藤峰雄先生です。

先日、最終の授業が終了して今年度の『瓜生山漢詩集』が完成しました。

今年のテーマは「自画自賛(自分で絵を描いて、自分で言葉を送ること)」ならぬ「自画・自詩・自書・自刻」!

学生一人一人が自ら絵を描き、漢詩を詠み、詠んだ漢詩を自ら書で書き、そして印鑑も自分で作成したものを押します。そうして出来上がったそれぞれの学生の作品を全員分集めたものが『瓜生山漢詩集』です。

 

こんな濃密な授業を15回で一人で教える佐藤先生も素晴らしいのですが、ついてくる学生も本当に凄い!

佐藤先生曰く、「特に今年はクオリティが高く、評価をつけるのに迷ってしまう」ほどだそうです。

 

こんな授業内容を行えるのは京都芸術大学の基礎美術コースだからこそ。

基礎美術コースは日本の伝統文化を幅広く学んでいくカリキュラムになっています。

 

今年は漢詩の訳文までついていたので、ブログを書いている私にも読むことができる優しい漢詩集となっていました。佐藤先生、色々とお気遣いありがとうございました〜。

 

この学生は実は中国からの留学生のソ ボウキさんなので漢詩の授業はちょっとアドバンテージがありました。

 

「頭を抱える」とはまさしくこの感じ!という写真が撮れました。笑 この本は佐藤先生が自ら作成した漢詩の教科書です。

本学ではこのブログを読んでいる高校生の方の進路を考えていただくイベントがこの5月以降目白押しです。

●オンライン芸大Week 5/24~6/4

→基礎美術は5/28(金)18:00~19:00

他にも日替わりでたくさんのコースのオンラインによる説明会がありますのでぜひ一度詳細を見てみてください。

https://hs-lp.kyoto-art.ac.jp/higawari_webgeidai?_ga=2.145511348.1230147556.1621389810-239080205.1620692876

オンライン芸大Weekのお申し込みはこちら↓基礎美術へのご質問もお待ちしております↓

https://hs-lp.kyoto-art.ac.jp/form_online_geidai_week

 

●オープンキャンパス 6月!

6/6(日)開催のオープンキャンパスです。全23コースがブースを出しコース説明とワークショップを行います!

基礎美術コースは「スタンプと筆を使ってキラキラのカードを作ろう!」というワークショップです。5分〜10分で気軽に参加できますのでぜひ立ち寄ってください。

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-06_08-01/

 

●オープンキャンパス8月!

8/1(日)開催のオープンキャンパスです。9月の体験選抜型1期入試に向けて最後のブース型のオープンキャンパスとなります。高校3年生でまだコースを迷っている人はできるだけご参加ください。

基礎美術コースは「植物を使ってキラキラのカードを作ろう!」というワークショップです。このワークショップは基礎美術コースでも初めて行うワークショップなのでスタッフも楽しみにしているものです。ぜひ立ち寄って楽しんでください。

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-06_08-01/

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