キャラクターデザイン学科

ACジャパン広告学生賞で4名が優秀賞を受賞!!!

第17回ACジャパン広告学生賞においてキャラクターデザイン学科の4名(現3回生)がテレビCM部門と新聞広告部門において優秀賞を受賞しました。
本日は作品のテーマや作品制作の過程について4名の作者にお話を伺いました。

 

受賞者
テレビCM部門 優秀賞
キャラクターデザイン学科アニメーションゼミ3回生 板山優妃
キャラクターデザイン学科アニメーションゼミ3回生 ハーフヤードソフィア ドミニク
(以上 指導教員 野村誠司教授)

 

新聞広告部門 優秀賞
キャラクターデザイン学科グラフィックデザインゼミ3回生 田路知昌
キャラクターデザイン学科グラフィックデザインゼミ3回生 岡田希海
(以上 指導教員 太木裕子准教授)

 

みなさんこの度はACジャパン広告学生賞の受賞おめでとうございます!
受賞の知らせを受けたときのお気持ちを聞かせてください。

 

田路知昌(以下田路)
友人の家にいた時に受賞の知らせを受けました。メールをみて寝ているともだちを起こしてしまうほど大声を出してのたうちまわりました。それぐらいうれしかったです。

 

 

 

板山優妃(以下板山)
ラボ前(学科の教室で学生の集まれる場所)でゼミのみんなでいる時にACジャパンからのメールが届いて、なんだろうな?と思ったら優秀賞の知らせでした。その時に一緒にいたみんなに祝ってもらいました。作業が大変だったのでとてもうれしかったです。

 

 

 

岡田希海(以下岡田)
ちょうど携帯電話を触っているときにACジャパンからのメールの通知が届いて、落選した人にも全員メールがくるのかなーと思っていたら受賞のメールだったので驚きました。
コンペで受賞するのは中学生以来だったのですごくうれしくって、すぐに母親にも報告しました。

 

 

 

ハーフヤードソフィア ドミニク(以下ソフィア)
板山さんと同じでラボ前にいたときに知らせを受けたのですが、みんなにもメールが届いていると思っていました。ゼミのラインに受賞の知らせをともだちが書いてくれて、みんながおめでとうと祝ってくれてとてもうれしかったです。

 

 

テレビCM部門のファイナリストは244の応募作品総数のうち25作品、新聞広告部門では529応募作品総数のうち27作品でした。
作品のテーマがしっかりと伝わったのでファイナリストに残ったのではないかと思います。そこでみなさんの作品のテーマについて教えてください。

 

田路
たまに無償に手紙を書きたくなることがあります。コロナ禍で実家にも帰りづらい状況の時だったということもあり、いい機会なのでばあちゃんに手紙を送ろうと思ったのがきっかけで、それをテーマにしました。
とはいえ身内に手紙を送ったことは2〜3回しかなく、手書きで書いた手紙は今回の祖母に送った手紙が初めてでした。
分厚い返信封筒が届いたのは数週間後で、それを読んでいたら久しぶりに会話をしたような気分になり目頭があつくなりました。

田路さん受賞作品「今年は手紙を帰省させた。」

 

板山
テーマは「情報過多」です。コロナ禍で家にこもることが多くなり、スマホを見ている時間やテレビでニュースなどを見る時間が増えました。ゴシップやデマなどいろんな情報が必要以上に入ってきてしまい、それらについて考え込んでしまったりしてとってもしんどくなりました。
この作品を通じて情報を摂取するのはいいことだけど、自分に見合った量にすることも大切だと感じました。今ではお昼ご飯を食べたりするときもテレビを消したりして自分のココロを平穏に保てるように気をつけています。

板山さん受賞作品「自分に合った容量で」

 

岡田
私はSNSを中学生ぐらいから使っていて、誹謗中傷などのやりとりを有名人だけに限らずたくさん見てきました。またバイト先でそんな話をしていた時に直接会っていないからそんな事が言えるのだと店長が言っていたこともきっかけとなり「誹謗中傷」をテーマとしました。
いくら正しくても言い方によってはきちんと伝わらないことがある。感情がヒートアップして暴言を吐いたりするその先に人がいるということを考えてほしいと思います。

岡田さん受賞作品「顔はみえなくても」

 

ソフィア
アニメーションゼミでの全体のテーマがwithコロナという事が決まっていました。難しいけれど、みんなひとりひとりが抱えている問題なのでとてもよいチャレンジだなと思いました。
そして自分がどんな作品を作りたいか考えたときに、人のメンタルヘルスに大きな影響をおよぼす事についての作品を作りたいと思いました。
大切な人が悩みを抱えていたらなんとかしてあげたいと思っている人はたくさんいます。寄り添って話を聞くだけで充分にチカラになれるということが作品を通じて伝えられたらと思いました。

ソフィアさん受賞作品「耳はかせます」

 

作品の制作過程で、苦労した点などはありましたか?

 

田路
写真の撮影に苦労しました。自分の机を撮影したのですが、今回の主人公である大学生・芸大生っぽく見えるような机はどんなものなのかを考えてものの配置をし直しました。
また撮影をした後に見せたくないものが映り込んでいて、提出直前にそれをあわてて消しました。

田路君ボツ案の写真

 

 

板山
カットのあるアニメーションをひとりで作るのがはじめてだったし、絵コンテなども自分だけで考えるのに苦労しました。
案出しの段階でつまずいてテーマがなかなかきまらなかったのですが、先輩からアドバイスをもらい絵柄や雰囲気など自分のやりたいことからスタートしました。
絵柄を水彩タッチにしたのですが、それが思った以上に大変ですごく時間がかかって締め切りギリギリまでかかりました。

板山さんの水彩を使った画面づくり

 

岡田
すごくたくさん苦労して制作はしんどかったです。私が扱うテーマはいろんな考えがあり意見が分かれるものだったので、ゼミに行くたびにいろんな視点からの意見が出てそのたびにやり直しをしていました。何度やり直したかも思いだせないぐらいです。

岡田さんのデザイン初期案

 

 

ソフィア
伝えたいことは早くきまったのですが、それをどう伝えればいいか見つけるのにたくさん時間がかかりました。
最初は顔のないキャラクターを考えていたりしましたが、そうすると見る側が感情移入しずらいという指摘をもらいました。たくさんの人に共感してもらうにはどんなキャラクターにしたらいいのか悩んでいた時に友達や先生からたくさんアドバイスをもらい、伝えたいことをメタファーに置き換えて考えてみることで最適な表現方法が見つけられたと思います。

ソフィアさんのキャラクター初期案

この作品で伝えたい一番のポイントは何ですか?

 

田路
手紙を書きましょう! 普段言えないことも不思議なものでリミッターがはずれてすらすら言えるかもしれません。今はコロナ禍で往来しづらい状況です。仕事でいろんなところに行っている郵便配達員さんたちを頼ってどこかに行ってみるといいですよね。

 

板山
情報の取り過ぎに注意しましょう。

 

岡田
SNSとかを使って話をすると人だけど人じゃないという感覚があるかもしれません。その意識を変えられればいいかなと思います。

 

ソフィア
自分の周りにいる大切な人が悩みをかかえていたら戸惑うけれど。ちょっとしたことでも充分なチカラになれるということを伝えたいです。

 

 

では最後にキャラクターデザイン学科でアニメーションまたはグラフィックを学んでる事についてお聞かせください。

 

田路
世の中にあるものに対しての見方が結構変わりました。文字とか色とか。ありとあらゆるものはグラフィックが関わっています。好きなフォントなども発見して。ものを作るのがたのしくなりましたし、世の中に色がついて見えるようになりました。

 

板山
アニメーションを作っていて楽しいです。
1枚のイラストを描くことよりも大きな達成感があります。動くことによってキャラクターの感情など誰にでもわかりやすくなりいろんな人に伝わるかなと思っています。

 

岡田
私はもともとキャラクターイラストのゼミに入りたかったのですが、グラフィックゼミに入っからCDの歌詞カードを見た時に文字ひとつひとつにも編集が加えられていて、それによって違和感なく読みやすくなっているということを知り、グラフィックデザインは縁の下の力持ちみたいだなと思っています。

 

ソフィア
もともとアニメーションを見るのが好きでしたが、実際に作ってみて野村先生(アニメーションゼミ指導教員)がおっしゃるようにアニメーションは総合芸術だと思いました。
キャラクターに命を吹き込むこと、映像としての表現などたくさんの知識が必要で、大変ではありますがいろんな事が学べて楽しいです。

 

 

受賞された4名のみなさん 改めまして受賞おめでとうございました。
それぞれの作品は簡単に生み出されたものではなく、日頃からの学びやゼミのメンバーや先生とのやりとりの中で感じたり考えたりすることで生まれてきたものであることがわかりました。

受賞作品についてはACジャパン広告学生賞のwebサイトまたはキャラクターデザイン学科のYouTubeチャンネルにてご覧いただけますのでどうぞみなさまご覧くださいませ。

 

第17回ACジャパン広告学生賞
https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/recruit.html

キャラデ!チャンネル(YouTube)
https://www.youtube.com/channel/UC2A3vYmQZ3icXajSxLe8yVg/videos

 

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