- 2021年6月17日
- 日常風景
刊行!『発酵新聞』について聞いてみました【4回生】
こんにちは!
空間演出デザイン学科です!
2021年も半分が過ぎようとしていますね。
前期授業も早くもあと2ヶ月足らずで終わってしまうと考えると、本当に日々の時間が貴重に思えてきます。
先日お知らせした研究室周りの緑ですが、今週頭から庭師の方々が綺麗に刈り込みをされ、スッキリ綺麗になりました。
ワサワサしていたのも良かったですが、職人さんによって整えられた光景は素晴らしいです。
街中でもいろんな所で刈り込み作業を見かけるようになりましたが、作業風景を眺めるのもおもしろいので良かったら意識して見てみてください。
▼この前までは気づきませんでしたが、綺麗なお花も咲いていました!
さてさて。
今回は4回生ゼミで刊行されている【発酵新聞】について、ゼミ生の皆さんにインタビューしてみましたので紹介します★
の前に、
4回生は3回生後期にゼミ分け調査を行い、卒制や就活を共に頑張る仲間や指導教員を決定します。
SDA・Bゼミ、FDA・B・Cゼミとあり、それぞれに教員が2名ずつ担当します。
今回紹介するゼミは「FDAゼミ」
FDAゼミは唯一空間デザインコース、ファッションデザインコース混合ゼミになっており、今年は10名のゼミメンバー。
担当教員は酒井先生と稲村先生です。
さてさて、気になる【発酵新聞】。
我々研究室が気づいたのは4月下旬。
ゼミ室前の廊下に、A1サイズの大きな印刷物が貼り出されました。
「発酵新聞」??
時が経つにつれ増えていく新聞。タイトルフォーマットは同じでもフォントや配色、記事内容などもそれぞれ。
これは気になる…とのことで、ゼミ生の皆さんに聞いてみました○
▼ゼミ授業の休み時間にお邪魔しました
Q, なぜ新聞をつくることになったんですか?
ゼミ内での「交換日記」が始まりで
交換日記?
酒井先生が4回生ゼミでは交換日記をされていて
ただ今年はコロナもあって、新聞にしようという流れに
Q, なぜ「発酵」新聞?
先生がちょうど味噌づくりをされていて、
味噌はいろんな工程や時間をかけて、発酵して、美味しい味噌になっていくものだから、
最後には私たちも発酵できたらいいね、と
みんな最後には発酵、、
うまいのかうまくないのか、なんだか不思議な表現ですが、わからないこともないです。
ちなみに味噌を作るには結構手間暇がかかります。
1回目の新聞に味噌つくりの記事があるのですが、なかなか大変そうです
▼第1回目の新聞記事にて
(一度皆さんも味噌つくりについて調べてみてください)
ちなみのちなみに、
”発酵とは、微生物(乳酸菌、麹菌、酵母など)のはたらきによって食物が変化し、人間にとって有益に作用すること。
反対に、有害な場合は腐敗となる。
発酵は食物のおいしさや栄養価、保存性を高めるだけでなく、腸内環境の改善や抗酸化作用など、健康効果をもたらす。”
言葉の意味合いをを考えると、みんなのこの1年の成長に当てはめることもできそう。
社会を意識してデザインを学んでいる空間演出デザイン学科。
”発酵”し、生み出したもの(=作品)によって、人間(=社会)にとって有益に作用するということか。。。。
うーーーん、おもしろい表現な気がします。
ゼミメンバー全員が交代して、週に1枚作成していくから、授業アーカイブみたいに残せたらいいなって
Q.では記事の内容はどんなものを?
基本は授業についての振り返りやまとめ
先週の授業内容を写真と一緒にまとめたり
ゼミ内での季節のアンケートをとったり
身のまわりのできことや個人の気になることを紹介したり
確かに掲載されている記事を見ると、発行者の個性をも感じとれる内容。
本人を知っている我々からすると、その人の声で再生されてしまうのでなんだか楽しいです。
その中でも連載なのが「4コマ漫画」と「今週の味噌汁」と「おすすめ漫画」で、
こちらは担当が決まっています
「4コマ漫画」が風戸さん
「今週の味噌汁」が山本さん
「おすすめ漫画」が藤井さん
Q,4コマ漫画「がんばれ!ゆいちゃん」のきっかけは?
最初のゼミでみんなで味噌をつくることになって、その途中で田中さん(ゆいちゃん)が味噌を落としちゃって笑
それを受けて風戸さんが「がんばれ!ゆいちゃん」という題名に笑
▼これがタイトル誕生の瞬間か。
漫画の中での登場人物はゼミメンバーなわけですが、ゆいちゃんを中心に物語が展開されている様子。
4コマ漫画って、この4つのコマで起承転結を構成するわけですが、実に新聞にありそうなコミカルさとゆるさ。
さらに話を聞いていると、、
この前は風戸さんが「漫画の出来栄えが気になる」って言って、漫画学科の先生に見てもらいに行きました
なんと漫画学科の先生に、「がんばれ!ゆいちゃん」を見てもらいに行ったそうな。
内心、大丈夫だったのか心配になりましたが、、
漫画学科の棟も研究室もはじめて行くから緊張したけど、
研究室の方も優しい人で、先生にも取り次いでもらえて、無事に漫画を見てもらえました
▼漫画学科へ突撃した際のことも記事に
先生からのコメントはメールでいただけているかもしれないとのこと。
(漫画学科の先生、副手さん、ありがとうございます!)
ちなみに作者の風戸さんですが、教職実習のためこの日はお休みでした、、
なのでまた後日聞いてみようと思います!
味噌汁は、だんだん新聞に発酵要素がなくなっていることを先生に指摘されて、
じゃあ味噌汁を紹介しようとなって、作ってみてます
とコンテンツ担当の山本さん
ただ味噌汁ネタにも飽きてきたそうで、次回からは「発酵食品」について書くんだとか。
気分で変えていけるのも、個人発行のいいところですね笑
他にもおすすめ映画とかに移行していくだとかで、今後もなかなか楽しみです。
Q.なんで新聞には4コマがあると思いますか? (みんなに聞いてみました)
息抜き?
子供も新聞を楽しめるようにとか
新聞との距離を少しでも縮められそう
だけど案外、新聞にある4コマ漫画って意味深な時もある気がする
漫画以外にもキャラクター探しとかをしている新聞もあって昔集めてた
新聞掲載の漫画も単行本にできるしビジネスになる
ちょっとの質問でもいろんな意見が出てくる4回生。
何気ない会話の中に、みんなの魅力を発見できたりします。
▼ゼミメンバーでお誕生日をお祝い。
見出しの感じもいいですよね。空デの学生は本当に仲がいい印象です。
▼授業で制作したBOOKを説明。
インデザインというソフトを使って中綴じのBOOKを制作。4回生にもなるとデザインのレベルもぐっと上がります。
「番外編」と称された回もありました。
ちょっと大人な内容。。。。
大学生の皆さんはもちろん、これまで出会った身の回りの方々からのお話。
発行者の小野寺さんは 恋愛もある意味 発酵というか、、と笑顔。笑
高校生の恋愛なんかも気になると話していました。
気恥ずかしさがあれど、どの年齢でも恋愛話は盛り上がっちゃいますよね。
▼新聞内容と「がんばれ!ゆいちゃん」の組み合わせもなんだか面白い。
▼ゼミ授業のふりかえりも。
写真に添えられた言葉に人柄がでていい感じです。
▼つい先日は偶然来てた情報デザイン学科の学生さんも見てくれていました
(共に大学パンフ(あの人気の)を作った同士なんだとか。素敵な出会いです)
ちなみにこの日のゼミは次回の卒制審査を意識して、プレゼンシート(ボード)を作成していました。
▼学科のパソコン室には大型印刷プリンターがあります。
操作方法をみんなで伝えあって使ってくれていました。
こんな感じで、インタビューとも言えない程のゆるさですが、気になる発酵新聞について聞いてみました。
(一部 言い回しなどを脚色している箇所もあります)
見ているだけでなく制作者に聞いてみると、制作の背景や意外な面、または制作途中であった出来事など、おもしろい話が聞けたり、新しい発見がありますよ。
そんな4回生ですが、なんだかんだで3ヶ月が経ちました!
次回の卒制審査では今後の卒業制作の道筋について判定がなされますが、
きちんとした卒業制作の作品が完成できるように、これからさらに頑張ってもらいたいですね。
まだまだ頑張り時!
就活、卒制と忙しい4回生ですが、それぞれのゼミメンバーとこの1年、悔いのなく楽しい毎日を過ごせしてもらえたらと願っています。
\ お時間ありがとう /
▲他3名お休みですが、10名のFDAゼミです
4回生FDAゼミ紹介でした★
また別ゼミの様子も紹介します〜〜〜〜