- 2021年7月7日
- イベント
2021.7.4 1日体験授業 「いろ・いろ・いろ」
7/4(日)は体験授業型オープンキャンパスでした!
ご来場いただいたみなさまありがとうございました。
染織テキスタイルコースでは「いろ・いろ・いろ」というテーマで授業を行いました。
「いろ」を色の名称をストーリーととに多角的にとらえ、楽しみながら柔軟に理解します。
■まずは自己紹介
たくさんの色カードの中から、あなたの好きな色(A)、
あなたの性格を表す色(B)の2色を選んで色と共に自己紹介
【答え合わせ】
しののめいろ(東雲色):太陽が上がる瞬間の明るい橙色
しんばしいろ(新橋色):明治~大正に新橋の芸者さんに流行った色。化学染料を楽しんだ、
のぞきいろ(覗き色):ほんのちょっと藍甕をのぞいたような薄い水色。
なんどいろ(納戸色):納戸(物置)の暗がりを表すようなくすんだ青色。
りきゅうねず(利休鼠):千利休、お茶を連想させる緑にを帯びた灰色。
ふかがわねず(深川鼠):職人の街、深川で愛された粋で淡白な青みの灰色。
ときいろ(朱鷺色):今は天然記念物の朱鷺という鳥の羽の色。淡い紅色。
ときわいろ(常盤色):常に変わらないという意味の常盤。松や杉の常緑樹の色。
ひわいろ(鶸色):スズメに似た小鳥の羽の色
いまよういろ(今様色):今様は流行のという意味。平安時代に貴族が憧れの贅沢な色。紅花による濃いピンク。
きょうむらさき(京紫):古代紫、赤みの紫
えどむらさき(江戸紫):江戸の人が好む青系の紫。「紫と男は江戸に限るなり」という川柳。
みなさん、いくつ正解しましたか?言葉にもいろんなストーリーがあり、日本人の粋を感じますね。
■ワークも少し
次に私をあらわす色彩構成をつくります。
あなたの誕生日を日本の季節を表す72候から選んでイメージを色にしてみる。(C )
今日選んだ3色(A)(B)(C)を上枠に貼り、同じ色を絵の具でつくり下枠に塗り「私をあらわす色彩構成」をつくります。
タイトルもつけてもらいました。
次回の体験型OCは、
8月28日(土)・29日(日)です。
内容は、染め体験と織り体験、次回はガッツリと染織の授業さながらに進めますので、
お楽しみに!お待ちしています。
染織テキスタイル教員:八幡、仁尾、河野