アートプロデュースコース

社会実装科目 リサーチ・プロジェクト「高槻現代劇場劇場の来館者を対象とした調査」のご報告!

こんにちは!

アートプロデュース学科です!

 

公益財団法人高槻市文化振興事業団からの委託により、アートプロデュース学科の社会実装科目、「リサーチ・プロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ」として学生8名が「高槻現代劇場劇場の来館者を対象とした調査」に取り組みました。

 

 

高槻現代劇場

 

高槻現代劇場は長年に渡って高槻市の文化振興や地域コミュニティ形成の拠点としての役割を担ってきましたが、施設の老朽化に伴って建て替えが決定し、2022年7月に閉館を迎えます。

新劇場の開館は2023年の3月を予定しており、現在も整備が行われています。

 

リサーチ・プロジェクトで行った調査では、高槻現代劇場が来館者にとっていかなる価値を持っている劇場として捉えられていたのかを今一度見つめ直し、その上で今後、高槻現代劇場に代わって役割を担っていく新劇場に繋げることを目的としています。

 

 

 

今回の「高槻現代劇場劇場の来館者を対象とした調査」は、公立の文化施設からの委託であり、50年以上の歴史ある施設での建て替えのタイミングでの実施。学生にとっては初めての経験となる大きな規模での調査です。

これまで以上に責任の大きさを自覚しながら取り組みました。

 

報告書入稿前の様子

 

そして2022年2月2日、高槻現代劇場で公益財団法人高槻文化振興事業団と高槻市役所の職員・スタッフの方に向けて「高槻現代劇場劇場の来館者を対象とした調査」についての報告会を行いました。

 

報告会 プレゼンテーションの様子

 

報告会の様子 (発表者 2年生 松岡さん)

 

報告会の様子 調査を通して学生からの感想 (左:2年生 高田さん、右:2年生 曽根原さん)

 

学生から調査結果のプレゼンテーションを行った後、参加者と学生がテーブルを囲んでグループ・ディスカッションをする場を設けました。各テーブルでは、活発な質疑応答が交わされ、想定していた時間を過ぎるほどでした!

 

ディスカッションの様子

 

ディスカッションの様子

 

報告会後に集合写真

 

報告会という形で、現地で劇場を運営する関係者の皆様へ向けて調査の内容を直接お伝えする機会をいただけたことは学生たちにとって大変貴重な機会となりました。

 

そして2022年3月、調査内容をまとめた報告書が完成しました!

 

 

市民会館クロージングに向けてのリサーチ・プロジェクト及びリサーチ報告実務支援業務

高槻現代劇場の来館者を対象にした調査報告書ー令和3年度ー

 

出来上がった報告書を手にした学生たち

 

アンケート調査では、実際の現場に赴き、今の劇場を利用する市民の方々の生の声を聞くこと、「芸術」というものが社会においてどういうものであったのかを直に体験することができました。

新劇場に形を変えても、劇場があることで地域に活気が生まれていることが受け継がれ、さらに愛される場所になることを願っています。

調査から始まり、報告会での発表から、報告書が完成するまで、とっても長い道のりでしたね!

リサーチ・プロジェクトの皆さん、本当にお疲れさまでした!

 

2006年度よりアートプロデュース学科では授業の一環として美術館やアートセンターなどの文化施設、芸術祭やアートプロジェクトなどの文化事業を対象とした調査プロジェクトを行ってきました。

対象の施設や事業が「誰にとって、どんな価値を持っているのか。どのような課題があるのか」を測ります。

 

2022年度のリサーチ・プロジェクトはどんな調査が待っているのでしょうか。

またこのブログでご報告します!

 

 


 

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