山城大督研究室 2021年度年次報告展「ART(TIME)ZONE」のお知らせ！

2022年3月4日
イベント

こんにちは！

アートプロデュース学科です！

山城大督研究室2021年度の活動報告として、年次報告展「ART(TIME)ZONE」を開催します！

山城大督研究室メンバー右端に山城大督先生

会場となるMEDIA SHOP gallery2は、京都芸術大学アートプロデュース学科が運営していたARTZONE（アートゾーン）のあった場所。ARTOZONEは学生が中心となって運営するスペースとして、実験的な企画やイベントを通して社会に問題提起をおこない、アートの魅力や意義を社会に発信し、人々が交流する場所をプロデュースしてきた場所でしたが、2019年3月をもってその活動に幕を下ろしました。

そんな所縁の場所で今回、山城ゼミの学生たちが展示を行います。

年報展について、広報担当の4年生廣橋さんにイロイロ聞いてみました！

年次報告展広報担当廣橋美侑さん

なぜ年報展を開催するのですか？

廣橋：これまで山城研究室が取り組んできた活動内容を「展示」として可視化し、来場者たちに分かりやすく伝えられるよう編集していくことで、我々の活動を客観的に内省することを目的としています。また、展示を前に来場者の方とお話ししていくことで、自分たちが何を学びどんな経験を積み上げてきたのかを深掘りしたいと考えています。

年報展を通して伝えたいことはありますか？

廣橋：この年報展は研究生と来場者双方にとって学びのあるものにしたいと考えています。例えば、来場者の方のコメントから次の論文に向けたアイデアへ発展させたり、過去の活動から新たに反省点や良かった点が見つかることもあるでしょう。それから、山城研究室はチャレンジ精神旺盛な学生たちが多いのも魅力です。論文のように先生や先輩からのアドバイスを積極的に吸収していったり、研究室内外では自分で一から企画を立ち上げたりすることも多々ありました。そうした行動する勇気や何か新しいモノを作り出す楽しさを、ぜひ来場者のみなさまにも感じていただけたらと思います。

昨年も年次報告展覧会を行いましたね。昨年の開催で学生が得られたことや感じたことはありますか？

廣橋：これまでアーティストがいて、作品がある状態から展覧会を作っていましたが、「年次報告展」といういわば我々が作家であり作品でもある形態は初めての試みでした。会場を決めるところや何を魅せるかという会議から始まり、右も左も分からない中での試行錯誤はとても良い経験になりました。昨年のゼミ生はたったの5人でしたが、それぞれがこれまでの大学生活で学んできたデザイン・ファシリテーション・発想力・展示技術・デジタル技術などを組み合わせた、ゼミ生一人一人の特色が出た展示だったと感じています。