大学院

林宜蓁さん、曾莫言さん グループ展「東アジア最新現代フェミニズム展」

6月17日より台湾出身の抽象画アーティスト林宜蓁(ICHEN, LIN)さん(博士課程2年)と西安出身の油画アーティスト曾莫言(Zeng Moyan)さん(2021年度修了)の作品を通して東アジアの女性達の最新フェミニズム事情を考えた作品展「東アジア最新現代フェミニズム展 曾莫言 & 林宜蓁女性の「性」in 渋谷」を開催いたします。

 

 

 

(https://eastasiangirls.peatix.com/より引用)

2022年、私は二人の京都在住の現代女性芸術家と出会いました。中国西安出身の曾莫言と台湾出身の林宜蓁です。日本のアート、カルチャー、そして女性を研究している彼女たちとの会話はなんと楽しく学びが多いことか。作品を紹介したいのはもちろん、この二人ともっと話したいと思ったのがきっかけですが、新しいフェミニズムとの邂逅体験をシェアしたくて渋谷ギャラリーコンシールの協力で合同展を開催します。

少女のエロスと残忍性を描く曾莫言は、まるで昭和のサブカルチャーに生きているみたいな人。彼女は、「近現代日本におけるグロテスク文化の研究」レポートで戸川純とフェミニズムについて面白い自論を展開していて、日本人が知らなかった戸川純の姿が見えてきます。清楚で知的な印象の林宜蓁が表現している抽象画はズバリ女性の性。彼女は芸術と文学の世界で、女性の生理についての表現がほとんどないことに注目してます。また水俣病を描いた小説「苦海浄土」の作家、石牟礼道子を研究しています。この二人のアーティストの作品展とフェミニズムについてのトークセッションや、戸川純、石牟礼道子を知るためのプレゼンテーション、ティータイム、オープニングパーティで知り合って意見を交わしあったりできる空間を目指しています。

東アジアで生きる女性として今こそフェミニズムの新しい捉え方、一緒に考えてみませんか?
是非、お気軽にご来場ください。

オードリーキムラ

 

「東アジア最新現代フェミニズム展

 曾莫言 & 林宜蓁女性の「性」in 渋谷」

■会期:2022年6月17日(金)~ 6月19日(日)  11:00-20:00
■会場:Gallery Conceal at : ギャラリーコンシール 渋谷
 東京都渋谷区道玄坂1-11-3 4F
 https://galleryconceal.com/pages/rental

■オープニングパーティ
 6月17日(金) 18:00 ~ 20:00

詳細はこちら
https://eastasiangirls.peatix.com/

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