空間演出デザイン学科

【FD4回生】2人の学生が取り組む、卒業制作が毎日新聞に掲載されました!

 

 

こんにちは!

空間演出デザイン学科です。

 

この度、空間演出デザイン学科のファッションデザインコースの2名の学生が取材を受け

 

1月8日、毎日新聞に掲載していただきました👏

 

記事はこちらからご覧いただけます▽

琵琶湖への思い、卒業制作に刻む 京都芸術大生が選んだ素材は

 

新年からとても嬉しいニュースですね!

 

2人の学生は卒業制作で、別々の作品を作っていますが

共通して、出身である地元滋賀の琵琶湖に関連した作品を制作。

 

それぞれが着目した素材と

彼女達ならではの視点で生まれた作品たちをご紹介します!

 

 


 

”放置された漁網をファッションアイテムに”

 

 

 

取材を受けた、安村桃子さん(滋賀県立水口東高等学校卒業生)

 

沖島の漁師さんが使う漁網に着目。

以前は絹で作られており、使い終わった後は滋賀県長浜市の織物である「網織紬(あみおりつむぎ)」といった手法で糸に戻し織り込んで織物にしていたそうです。

 

しかし、現代はほとんどの漁網がコストの低い化学繊維の漁網が主流で、簡単に捨てる事ができない素材のため島のいたるところに漁具が放置され、問題になっていることを知ります。

 

安村さんはその問題を解決する、現代の漁網で網織紬の手法を使い、バッグを制作することに!

 

 

彼女は3回生のブランド制作の頃からこのプロジェクトに取り組んでおり

自ら足を運び、知らない土地にも関わらず地元の方々と一体になって制作をしています。

 

 

とても丁寧に織り込まれており綺麗なバッグに仕上がっていますね!

 

沖島に何度も足を運び、素材を集め織り方を勉強し

漁網を糸に直してから織り込む、とかなり根気のいる作業だったと思います…!!

 

卒業制作展がとっても楽しみです✨

 

 


 

”ヨシからできたデニムで振袖を制作”

 

 

 

取材を受けたもう1名の学生は茶谷麻瑚さん(近江高等学校卒業)

 

成人式にデニムの振袖を着たかったという想いから始まった卒業制作。

それもただのデニムではなく、滋賀県の琵琶湖に生息するヨシの問題に着目し、ヨシから作り出すデニムの開発を行いました。

(上の写真はヨシ狩りをする茶谷さんの様子)

 

 

ヨシとは、川辺、湖畔、湿地などに群生する植物。

多くの動植物の生育・生息地になったり、琵琶湖や淀川の水質保全に寄与するなどの役割がある一方

 

繁殖力が強いにも関わらず、利用することがなくなり管理されていないヨシ群落が、景観悪化や水質悪化など問題になっているそう。

 

彼女はこの問題に着目し、ヨシを使ったデニムを制作することに。

 

ヨシから糸に、糸からデニムに。

2つの企業に協力をしてもらいながら、デニム生地を作り出し、着々と制作を進めてきました。

 

 

彼女の大きな取り組みは注目され、KBS京都のkyobizにも取材をいただき、作品をご紹介いただいたことも✨

 

デニムの加工実験を行い、加工を施した作品などデニムの可能性についても広げつつ振袖2体と袴を1体が完成予定!

 

実物を見るととても迫力のある作品に仕上がっています!

 

彼女の卒業制作展も楽しみですね♪

 


 

 

様々な現代の問題に着目し、モノ作りを通してプロジェクトに取り組む2人の作品をご紹介しました。

 

何といっても、2人の行動力が素晴らしいですね。。!!

 

新聞からは、さらに詳しく2人の考えや取り組みを知ることができるのでぜひご覧ください👏

琵琶湖への思い、卒業制作に刻む 京都芸術大生が選んだ素材は

 

 

2月4日(土)~2月12日(日)は卒業制作展も開催!

今年は予約不要です!

 

\2月11日、12日は大学説明会、教員学生による卒展ツアーなども開催しています!/

 

 

ご紹介した2人の卒業制作を含め

空間演出デザイン学科の作品をぜひ見に来てくださいね🌼

 

皆様のご来場を心よりお待ちしております!

 

 

 

 

        \ 高校生向け! /

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