- 2023年4月12日
- 日常風景
【学生インタビュー|vol.4】空間演出デザイン学科、空間デザインコース4年生に聞く、就活の話。置かれた環境で、自分にとって重要な選択をし、学び続ける。
京都芸術大学のキャリア実績を正直に公開したWEBサイトを公開しました!
それに合わせて、早期にキャリアを決めた学生にインタビュー🎉インタビュアーは、文芸表現学科の出射さんです。
高校・大学時代は何を考え、どのように過ごしていたのか。本ブログを併せて読むことで、芸大進学への不安が少しでも和らぐことを期待します🤭
≫公開されたWEBサイトはこちらから
文芸表現学科の出射優希です。
芸術大学の一大イベント、卒業制作作品展も終わり、大学は新学期を迎えました。プロジェクトや展示が続く校内はいつもにぎやかです。これまでお話を聞かせてくださった4年生のみなさんも、4月から働きはじめるのだなぁと思うと、4年間の短さを感じずにはいられません。今回お話をお聞きした小口さんは、そんなあっという間の大学生活を、悔いのないように過ごされていたようです👀
後悔しないために留学へ、オンラインではじめた就職活動
今回は、空間演出デザイン学科、空間デザインコースをこの春卒業された小口桂奈さんに、就活の体験談をお話ししていただきました!
小口さんはこの春、企業に向けてオフィスや公共空間で使用するインテリアの提案から、インテリアの設計や制作まで、幅広く行う企業に、デザイナーとして就職されます。
授業やプロジェクトなどでコツコツとデザインを学ぶなか、コロナ禍で見送り続けていた留学をするため、4年生を前に休学することを決意したそうです。
留学中もオンラインで日本企業のインターンシップに参加するなど、今だからできる就活の形を聞かせてくださいました。
コロナ禍での自粛生活中も、自主的にインテリアにまつわる資格の勉強をはじめるなど、常に学ぶことに全力な姿勢がお話からもひしひしと伝わりました。
留学は貴重な経験であったものの、就活中の面接では、「留学が一番がんばったことですっていうのは違う」という思いから、デザインなどの学んできたことについて話すようにしていたそうです。
そのときの自分にとって重要なことをまっすぐ見つめ、見極める。
一貫した姿に、小口さんの芯の強さを感じます。
デザインを知らなかったからこそ、領域横断的に学べる空間デザインコースへ
そんな何事にも真っ直ぐに取り組んでこられた小口さんですが、はじめは芸術大学への進学を考えていなかったそう。
デザインを学びたいと思うきっかけは、他大学のオープンキャンパスでデザイン系コースのお話を聞いたこと、でした。
アートスクールでデッサンや色彩構成を学ぶなか、気負わずに挑めそうと考え秋の体験型入試を受験。
「何も知らないからこそ、いろんなことを勉強してから領域を絞りたい」という思いがあり、グラフィックからプロダクトまで横断的に学べる、空間デザインコースを選んだといいます。
「教員と学生がたくさん話す」というのは、この学校のひとつの特徴なのではないかなぁ
と、いろんな方のお話をお聞きしていて思います。
学科でも、プロジェクトでも、ものづくりをする同志として学生を尊重し、お話してくださる先生がたくさんいます。
大学で基礎と実践を学ぶと同時に、そうした先生とのやり取りは、教科書にはならない、人としての大事な姿勢を学べる機会になっています。
終わりなく、ずっと成長していける場所
小口さんはさらに、学外で取り組んでいたアルバイトもよい経験になっていたと語ります。
学ぶことに貪欲な小口さんは、「まだまだデザインスキルは未熟なので、とにかく一人前に仕事ができるようになることが今の目標です」と教えてくださいました。
お話をお聞きして、完璧になんでもできる人にならずとも、今置かれている環境に向き合って、いつでも学べる人でいたいなぁとつよく感じました。
大学生活の終わりは新たな学びのはじまり。
そう思うと、どんなことをどんなふうに学べる場所に行きたいか、という目線で考える就活もありそうですね。
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