空間演出デザイン学科

【空デ卒展2023】受賞者●第1弾

 

みなさんこんにちは

空間演出デザイン学科です。

 

本日は、昨日に決定した空デ卒展の受賞者を紹介させていただきます。

ノミネート者については講評会・授賞式のBLOGをご覧ください!☆彡

 

無事に閉幕となった卒展ですが、

例年に比べてお日柄もよく、雪の降る気配のない卒展でしたね。

 

さてさて、そんな暖かな2月のなかで、今年の受賞者12名と学科の特別賞など

数多の学生さんが表彰されました!

 

 

 

 

 

 

それでは奨励賞9名のうち【ファッションデザインコース】の学生さんの発表から!

 

□奨励賞□

桝田 菜月 (ますだ なつき)さん  京都府立西乙訓高等学校 出身

『setsu』

桝田さんは、地元である長岡京市の「竹」に着目。竹の現状をリサーチし、有数の産地でありながら近年のプラスチック製品の影響により竹林需要・生産の減少の現実に対する、魅力の再発信として

桝田さん自身がジュエリー選考であることからアプローチとして「ジュエリー」によるブランドの提案を行いました。

 

竹を”宝石”に見立てたというジュエリーたちは、どこか温かみを感じます。

彼女自身が竹の栽培→加工→というプロセスまで、自らが動くことによって「身近な竹で制作し、少しでも地域の役に立てないか」という思いも強まったそう。

 

竹を使用した什器も伝統を感じられる要素としてかっこよく仕上がっています!

 

展示教室 K32

 

 

 

□奨励賞□

堀江 若菜 (ほりえ わかな)さん  聖ウルスラ学院英智高等学校 出身

『民食運動』

 

 

民食をこれからもつなぎたい。

民食とは土地の食材を生かし 古くから知恵や行事とともに伝承されてきて 暮らしの中に生きてきた てづくりの食のこと。民食がこれからも「ふつう」に家庭の中で食べられるように、民食を広め作る活動を行いました。——

 

彼女は「民食」という造語をつくり、”食”をテーマに制作・研究を卒制としました。

民食の定義は、①風土生 土地の食材を使ったものであること ②独自性 その地域で独自の食べ方、食材であること ③伝統性 昔からそこで食べられてきたものである ④廉価性 一般家庭で食べられるくらいの値段であること

とし、日常のなかの文化をデザインによって魅力的に伝えました。

 

展示教室 K41/デッサン室

 

 

 

□奨励賞□

寺本 昴平 (てらもと こうへい)くん 初芝立命館高等学校 出身

『「PLAY! 郷土玩具」〜あそんで拡げる郷土玩具〜』

 

国外にも人気の高い、日本の誇るべきもの”郷土玩具”

長きにわたり愛されるものでありながら、本来の玩具としての機能よりも、みかけの愛らしさとして置物化していることを課題とし、

触れて体験できる=あそべること によって、玩具のみかけ以上の魅力を知るきっかけをデザインすることに取り組みました。

1〜8つの体験を提案した空間に多くの人が参加をしてくれていました!

 

展示教室 K41/デッサン室

 

 

 

□奨励賞□

北村 妃奈子 (きたむら ひなこ)さん  大谷高等学校 出身

『みんな〜!\\ J-POPアイドル // ず〜っとすきでいてね♡』

世界的に人気な”アイドル”という存在から着想を得た作品であるこちらの制作は、

彼女自身がアイドルが好きであることから深ぼられた、「J-POPアイドルの危機」という課題から生まれました。

 

民族衣装×日本のアイドル衣装 という繋がりを生み出すこと=J-POPを愛する世界中の同士たちのくらす伝統衣装の布や装飾を活かしながら、日本アイドル衣装のデザインを行いました。

世界の同士たちに協力してもらうという活動的な取り組みによって、まさしく世界をつなぐ(デザインする)作品となりました!

 

展示教室 K41/デッサン室

 

 

□奨励賞□

鎌田 咲 (かまだ さき)さん  島根県立大学短期大学部 出身

『part0 to ー』

 

——加飾の伝統技法「螺鈿」と織物伝統技法「引箔」。2つを掛け合わせた新技法で、ジュエリーへの応用による伝統技術の持続可能性の探求を行う。制作物はその目的からなるトライアンドエラーのパーツであり、0から先へつなげるためのジュエリーである。——

 

彼女は、「螺鈿」「引箔」という素材を使用したあらたな技法で、ジュエリーを提案しました。

それには、いまや伝統技術にとって切り離すことのできない「後継者問題」などの課題についても、ジュエリー制作を続けてきた技術者の彼女自身が身を持って研究・制作を行い、新たな見え方を提案(デザイン)しました。

 

目を惹く、繊細で輝かしいジュエリーによって、人々の興味をそそる、魅力の再発見につながる作品となりました。

 

展示教室 人間館 ピロティ上(一部)K41/デッサン室

 

 

以上の5名がファッションデザインコースの奨励賞を受賞された学生さんです。

 

空間デザインコースの奨励賞受賞者、学長長賞、優秀賞を受賞された学生さんの紹介は「第2弾」でご紹介いたします!

 

それでは以上の賞以外に

 

 

■コース賞■

SDコース

青峰 悠華 (あおみね はるか)さん  滋賀県立彦根翔西館高等学校 出身

『will』

ー作品コメントー

子どもたちのやりたいを作る、五感を使った遊びをテーマとしたプロジェクト。

 

 

 

FDコース

今谷 友南 (いまたに ゆな)さん  広島県立世羅高等学校 出身

ー自然との接点が減り続ける都市の暮らし。自然との触れ合い、交わりを感じられなくなった社会にデザインで小さくとも接点を回復しようと試みるジュエリーブランドー

 

 

 

 

■同窓会特別賞■

新田 ほのか (にった ほのか)さん  京都市立鴨沂高等学校 出身

『マンガとファッション』

ージェンダーについての社会問題をマンガに描かれているファッションを製作することで、幅広い年齢層の方をターゲットにし、理解を深めてもらう研究。ー

 

■コース特別賞■

中村 美月 (なかむら みづき)さん  兵庫県立豊岡高等学校 出身

ー「ともに暮らす」というタイトルのもと、「人とミツバチのより良い共生の方法の提案・発信を通した循環的な暮らしづくり」を目指しました。ミツバチの目線に立ち考え、より多くの方の心に伝えることを意識し、作品制作と向き合いました。ー

 

 

■コース特別賞■

濱口 一真 (はまぐち かずま)さん  京都文教高等学校 出身

ー北山丸太は和室の床柱として600年の歴史を持っています。この北山丸太の新しい使われ方をデザインの力で提案しました。特徴的な肌感や丸太特有の背割を存分に活かした家具です。木の質感を感じられる家具になっています。ぜひ肌で感じて楽しんでください。ー

 

 

受賞されたみなさま、本当に本当におめでとうございます!

そうでなかったとしても

だれかにとっては、必ず心にのこる作品であることは間違いないです!

 

ほんとうにお疲れさまでした〜〜^^

 

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午前の部 10:00~12:30 【オンライン】

日本のカルチャーとファッションの融合からデザインを学ぼう

 

午後の部  13:30~16:00【対面】

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いずれも、お申し込み後に、持ち物やリンクなどお送りするので事前のお申し込みが必要となります。

 

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