映画学科

3年生の秋田勇斗さんが主催して岩国で映像ワークショップが開かれました。

先日、映画学科の学生が主催した映像のワークショップが山口県岩国市で開催されました。

 

これは、子どもたちに自分たちが暮らしている町をもっと好きになってもらおうと、岩国市出身で映画学科3年生の秋田勇斗さんが1月に初めて開いたものです。

秋田さんに、どうして今回のワークショップを開いたのかなどを聞きました。

「実は岩国のことがあまり好きではなくて、遊ぶところもないし。でも去年の春休み、帰省したタイミングで『SLIP』という映画を撮ろうと思って、カメラを持って帰って撮影を始めたんですが、、、」

~映画「SLIP」 撮影風景~

「映画は『よく見て、よく耳をそばだてて』が基本なんで、そしたら風景も音も違って見えて聞こえて。ガードレール下の土筆にも魅力を感じたし、米軍の飛行機の音も懐かしくて、子どもの頃よく行った魚釣りやタケノコ掘りの楽しい思い出がよみがえってきました」

~映画「SLIP」 撮影風景~

「自分の中に刻まれていた故郷の記憶や感覚がうわーって、『これはなんだなんだ』って感じで」「今回は、自分か感じたことを子どもたちにも経験してほしいと思って」

 

今回のワークショップには市内の中学生から大学生までの12人が参加し、まず初めに錦帯橋について話し合いました。それは、私たちが『いいね』と思うことがどうして『いいね』なのか、そのことを実は自覚していないということに気づいてほしかったからです。

「いまはスマホが普及していて、映像が簡単に撮れるから目的なく映すのが当たり前になっていると感じていて、だからこそ行為ときっかけに目を向けさせたいなぁと」
「なぜ撮るのか、何を撮るのか、どう撮るのかを考えてほしいなぁと。そして何よりも、映像を通して自分たちの町の魅力に気づいてくれたらなぁと思いました」

この取り組みは地元の新聞社が取材し、「川に映る橋が鏡のようで面白い」といった参加者の言葉も掲載されました。
3月には次回のワークショップが予定されていて、そこでは音をメインとしたプログラムが行われるということです。

~2024年2月3日 中国新聞~

 

「将来は若い人たちと一緒に映画を作りたいですね、岩国を舞台に地域に愛される映画を。若い感性を取り込み、若い人たち自身が若い人たちを撮るあたたかな映画を作りたいです」

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