キャラクターデザインコース

京おどり2024 MUSIC VIDEO 公開!!

 

キャラクターデザインコース野村ゼミ四年生です。

この度、京おどり2024MVをYoutubeにて公開いたしました。

公開にあたり、各担当ゼミ生からの制作秘話を掲載いたします。

 

 

音楽担当 大谷茉奈美

「楽曲制作の経験は、MVとしては初めてでした。去年の京おどりMV楽曲のクォリティがとても高かったのでその分ハードルも高く感じましたし、尺合わせにも苦労をしました。でも学科展での制作を通して自分で「やりたい」と思った分、音楽担当として手を上げました。絵コンテが先にあって、それに音楽を合わせていく、という楽曲制作でした。山のように毎週みんなが20枚とか絵コンテを描いていたものに合わせていくという大変さはあリましたが、去年の作品のよかったイメージに引っ張られない、別のイメージをしっかり出せたと思っています。」

 

アニメーター担当 鮫島桃羽

「演出と背景を担当し、アイデアの補助もおこなっていました。イメージボードがたくさん上がってきた時に、舞妓さん、芸妓さんがいるという世界、そのイメージをまとめていくのに苦労しました。背景も、後半に水の上に打ち上がる場面は、監督と話し合って「どうだろう」と、お互いどんなイメージをアニメーションとして持っているのか、見る人にどんなイメージを持たせたいのかを考えることに苦心しました。音楽やワードからビジュアルにしていくことは本当に大変なことでしたが、納得のいく形になって本当によかったです。」

 

アニメーター担当 木村真琴

「魚の動きをデザインしました。魚が動くシーンでは、ただ魚が動くだけではなく、ちゃんと上品さを持った動きにすることや、水の中の動きをどう表現するのか、という点に気をつけました。動きのデザインの追求をしましたが、長時間3カットについてしっかり粘り続けられたと思います。粘り続けた上で、作品の基本的なフォルムとなるものを作っていけたのではないかなと。振り返ればそれは『アウトラインのないアニメーション表現とはどういうことなのか』という挑戦だったのだと思いました。」

 

エフェクト担当 矢野芳苗

「今まで作っていたエフェクトは『自分がやりたい』というエフェクトを作っていましたが、今回は『監督がやりたいエフェクトをどう表現するのか』ということを大事にしていました。個人が作った絵コンテがあって、そこにイメージとしては、やはり合う・合わない、ということが出てきます。作品としては、そんなアニメーター担当としての想いや、エフェクト担当としての想い、監督としての想いだけではない、総合芸術ということになれたのかな、と思っています。全員でフィニッシュワークをやったことが、全員の意思がこもったものとして成立できたのだと感じました。」

 

監督 三輪百花

「公開にあたって、今回細かい点を見直しました。大規模の人数でやり切ったという点で、納得がいくものに仕上がったと思います。最初に『監督としてやりたい』と手を挙げたことは今でも良かったと思っています。今回出来上がったものが、一つの到達点としてあるから次へ向かえる気がしています。監督として、全体が迷った時に決断する立場という大変さはありましたが、アニメーターとしての提案も、いいチームとして全体で成長できました。個人制作とは違う決断というものに、別の体力の消耗があったとは思いますが、『できるようになった』ということをしっかり意識して次に臨みたいと思います。全員の本当に、汗と涙が詰まった、そんな作品なのでぜひ見てください」

 

京おどり2024MV

 

 

「私たちが今回の制作で学んだことは、次の卒業作品に続いています。ぜひ見に来て下さい!!」

 

 

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