舞台芸術学科

【表彰式レポート】優秀学生賞受賞 おめでとう!!

 

みなさん こんにちは!

舞台芸術学科です。

 

先日、2024年度 優秀学生賞の表彰式が執り行われました。

 

○優秀学生賞とは

3年次修了までの成績や研究・制作実績などの総合的な評価から

特に秀でた学生(現4年生)に贈られる賞です。

 

今年度、舞台芸術学科からは

 

演技・演出コース 中島優佳さん

演技・演出コース 保井岳太さん

舞台デザインコース 小松美陽さん

舞台デザインコース 三浦颯真さん

※コース別 あいうえお順

 

以上の4名が優秀学生賞に選ばれました。

みんな、本当におめでとう!

 

↑左から中島優佳さん 小松美陽さん 三浦颯真さん 保井岳太さん

 

 

 

授賞式の様子をご紹介します。

 

↑岸本先生(学生生活部長)よりお祝いのお言葉

 

↑吉川学長よりお祝いのお言葉

 

 

↑舞台芸術学科を代表して 三浦颯真さんが吉川学長より賞状の受け取り

 

 

↑全体の記念撮影 舞台芸術学科のみなさんは、最前列へ来てくれました。

 

それでは、受賞された舞台芸術学科4名の皆さんをご紹介します!

(順番はコース別、あいうえお順です。)

 

■演技・演出コース から2名

 

中島 優佳さん

 役を通して自分を知り、自分を通して役を知る。大学で初めて触れた演技。今の私には、無くてはならないものになっています。私が、自分以外の人物を生きる上で大切にしていることは、どうすれば彼女たちが魅力的に見えるかということです。役にも過去があります。過去を含めて、彼女たちがその時その場で思っていること、感じたこと、生きていることをできる限り私の五体を駆使して表現していきたい。

 私が私であり続けるために生涯“役者”を続け、自分にしかできない演技とはなにかを追い求めながら常に自分の想像を超えていきたいです。

 

 

保井 岳太さん

 「実在をもって、身体をもって」

 これは80年代、90年代に活躍した劇作家、演出家である太田省吾氏の言葉です。この言葉は、私の活動の礎になっています。

 現実で起こった限りのない出来事で私の身体が満たされてしまい、五感が薄れて感情のみが湧き上がってきた時。設られ、限りのあるような虚構の空間で「実在をもって、身体をもって」表現に挑むことで、現実であれ虚構であれ、ゆらぐことのない私の身体、五感、存在を再認することができる。現実で湧き上がった感情は虚構空間での活動のエネルギーとなる。私にとって身体表現は、私の身体そのものを現実の世界で存在させるための活動です。

 卒業制作では、太田省吾氏の『更地』という作品を上演します。実在、身体について改めて研究中です。 

 

 

■舞台デザインコース から2名

 

小松 美陽さん

舞台芸術では、様々な立場や背景を持った人達と協働しながら作品を作らなくてはなりません。私は舞台監督として多くの人と作品を作ってきました。その中で大切にしていたことは、一人一人の意見と真摯に向き合い全員が納得する形にまとめることです。人と協力して一つのものを作ることは時にぶつかることもありますが、それがより作品を深めよくしていくと私は思います。卒業制作公演でも、仲間と切磋琢磨してより良い作品づくりを目指します。

 

三浦 颯真さん

私は、大道具を専攻としていくつもの舞台美術を製作してきました。作品を読み解き、美術プランナーと共に悩み苦しみながらも、完成した時の達成感や観客の方々の賞賛の声などをイメージしながら、作品がよりよくなるよう工夫を重ね、作品追求をしていきました。観客の方々が会場に入って作品に触れる最初のきっかけは、目に飛び込んでくる美術の姿です。つまり、美術は作品の第一印象を担うことになります。作品を支える魅力的な美術を今後とも製作していきたいと考えています。

 

優秀学生賞のパネルは、京都芸術大学内、ギャルリ・オーブにて展示されています。

是非ご覧ください!

 

<優秀学生賞パネル展示>
展示期間:6月14日(金)~6月26日(水)
場所:ギャルリ・オーブ入口壁面

 

 

受賞されたみなさま、本当におめでとうございました。

今後のご活躍を舞台芸術学科一同、心より応援しております。

 

↑表彰式当日のにゃんにゃん「夢の中でもお祝い‥むにゃむにゃん・・」

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