- 2025年1月9日
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卒業生の活躍! 工藤梨穂監督(映画製作コース10期生)最新作「オーガスト・マイ・へヴン」劇場公開迫る!
デビュー作「オーファンズ・ブルース」でPFFアワード2018でグランプリなど2冠に輝き、続く「裸足で鳴らしてみせろ」では第36回高崎映画祭で新進監督グランプリや最優秀新進俳優賞を受賞する、工藤梨穂監督(映画製作コース8期生)の最新作「オーガスト・マイ・ヘヴン」の劇場公開が迫る!
★第74回ベルリン国際映画祭 ベルリナーレ・スペシャル部門正式招待作品。
【映画紹介】
■タイトル:オーガスト・マイ・ヘヴン
■公開日:2025/2/1(土)
東京・ユーロスペース、Stranger、シモキタ – エキマエ – シネマ「K2」ほかで順次上映。
YouTube にて予告編が公開中。
■配給:Stranger
■コピーライト:©Roadstead
(2024 年/40 分/日本)
【Introduction 】
真夏の京都の地で撮影された本作は、“誰かを演じる”ことによって運命的に交錯する男女三人の巡り合わせの旅を描く工藤梨穂監督のRoadsteadオリジナル映画作品。
若手のキャスト・スタッフが結集し、ここに新たな青春映画が生まれた。
主演を務めるのは『オーファンズ・ブルース』以来、工藤と再タッグを組む村上由規乃(俳優コース8期生)。男二人の旧友“いづみ”になりすます代理出席屋の女・城野譲役を演じる。
譲に思いを寄せる中華料理屋の男・三枝南平役には『裸足で鳴らしてみせろ』の諏訪珠理。そして、長い失踪から突然帰還した南平の親友・長谷薫役に『PLASTIC』の藤江琢磨が名を連ねた。
そのほか、長谷川七虹(俳優コース14期生)、山﨑龍吾(俳優コース14期生)、西出明、鈴木卓爾(俳優:映画監督)が脇を固めている。
さらにシンガーソングライターのsomaが音楽を担当。工藤の前作『裸足で鳴らしてみせろ』での制作を経て、再びsomaによって手掛けられた本作の映画音楽は繊細かつ大胆に彼らの出会いと旅を彩る。
『オーガスト・マイ・ヘヴン』は、自らの肉体を持ちながら自分ではない何者かになる“演じる”という行為へ、そして関係性を演じる中で積み重ねられる“時間”という事実へアプローチをかけながら、人と人が共に在ることへのかけがえのなさを映し出した意欲作となっている。
【Story】
とある街で代理出席屋をしながら暮らしを営む女・城野譲(じょうのじょう:村上由規乃)。
代理出席屋とは、依頼人の親族や恋人、友人などを演じて冠婚葬祭や人が集まる場所に赴く代行業のことである。
譲の行きつけの中華料理屋の店員・三枝南平(さえぐさなんぺい:諏訪珠理)は、そんな彼女に思いを寄せていた。
8月のある日のこと。代行の仕事で葬儀場に訪れた譲は、いつか夢で見た見知らぬ男・長谷薫(はせかおる:藤江琢磨)にそこで出会ってしまう。
日を同じくして、中華料理屋で抱き合う南平と薫。薫は5年もの間失踪していた南平の親友だったのだ。
彼の無事を喜ぶ南平に「恩師の葬儀で“いづみ”に再会できた」と言う薫。 しかし、そこに現れた女は彼らの旧友・いづみになりすました譲だった—。
【出演】
村上由規乃、諏訪珠理、藤江琢磨 / 長谷川七虹、山﨑龍吾、西出明 / 鈴木卓爾
製作 Roadstead / グランマーブル
脚本 / 監督 工藤 梨穂
音楽 soma
撮影 谷村 咲貴(映画製作コース8期生)/照明 大﨑 和(映画製作コース8期生)/美術 柳 芽似(映画製作コース8期生)/音響 岩﨑 敢志/編集 佐古 瑞季 (映画製作コース8期生)
スタイリスト 松井 弥樹/助監督 栗原 翔(映画製作コース8期生)/ラインプロデューサー 村田 潤
エグゼクティブプロデューサー 川村 岬 / 山本 正典 プロデューサー 岡本 英之 / 山口 永 / 工藤 梨穂
企画 Sunborn 制作プロダクション ねこじゃらし 配給 Stranger 宣伝 weroll
公式 HP:https://roadstead.io/august_my_heaven
公式X:@augustmyheven
【監督コメント】
「全編京都ロケのこの映画は、映画学科の先生方、学生の方々、職員さんの全面的なご協力のもと撮影を敢行しました。
また、同期の8期生を中心に映画学科卒業生に多く参加していただいた作品で、在校生のみなさんにも観ていただけたら嬉しいです。関西上映の際はぜひ劇場にお越しください!」
皆様、乞うご期待を!
◆映画学科 その他のサイト