- 2025年2月6日
- イベント
ゲームゼミの脱出ゲーム「あなたのわすれもの~夢世界からの脱出」公演終了しました!
ゲームゼミ主催謎解き脱出ゲーム「あなたのわすれもの~夢世界からの脱出」
1月26日(日)、31日(金)、2月1日(土)、2日(日)の4日間で、キャラクターデザイン学科ゲームゼミが主催する謎解き脱出ゲーム「あなたのわすれもの~夢世界からの脱出~」が公演されました。
おかげさまで全公演満席です。お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。
謎解き脱出ゲームとは、ある空間に複数名のプレイヤーを閉じ込め、そこから制限時間内に謎を解いて脱出する体験型アトラクションになります。
今回は夢の世界に入り込み、そこに登場するキャラクターとの交流を通してストーリーを進行させ、出口を見つけて脱出するという内容。
例年は旧校舎の狭い部屋を使って、閉じ込められる息苦しさとスリリングな展開を楽しむ構成になっていましたが、今回は新校舎の広い部屋をパーテーションで分割して使用し、ストーリーの展開に応じて次々に扉が開いて部屋が開放されていく展開としました。
夢の世界や過去の思い出、ぬいぐるみといった要素が主軸となり、じんわりと切なくなるような、そんなストーリーを楽しんでいただきました。
プロジェクト発足当初は学科内の学生だけを対象に、翌年は他学科にも開放、更に他大学へとプレイヤー層を拡大させ、昨今では口コミでも評判が広がり、来場者の約半分が一般来場者、つまり脱出ゲームが好きなガチ勢にお越しいただけるようになりました。
10年以上続いた学科の恒例行事として、毎年学内外から大勢の来場者の方に楽しんで頂きてきましたが、次年度からカリキュラムが改変される関係でこのイベントも今年で最後となります。
今回は本学の吉川学長にもご参加いただきました。
初めての謎解き脱出ゲームに戸惑いながらも途中で場を仕切る場面もあり、しっかりのめり込んで遊んでいただきました。
吉川学長との記念撮影
このプロジェクトの目的は、単に面白いゲームをつくるということではありません。
60分の制限時間をどれだけ濃密に楽しんで頂けるか、ギリギリの状態でクリアできるバランスに仕上げるためにどんなギミックを考え、それらがどう結びついて新たなストーリーを感じられるか。見せるストーリーではなく体感するストーリーとしてのナラティブデザインを修得することが目的となっています。
ゼミ室での企画風景
そして何より、ゼミ生全員で役割を分担し、企画、制作、設営、イベント運営といった工程を経て、一切のリソースを無駄にすることなく実現するためのマネジメントを学ぶことも重視しています。
かなり過酷な制作ではありますが、終わった瞬間にゼミ生全員がアツいものを共有し、涙する場面も見受けられました。