映画学科

卒業制作展【LAD GALA】高原校舎と本学で開催中!

初日からがっつり雪景色の中、卒業制作展が始まりました!

映画学科は高原校舎の2スクリーンでの連日の作品上映に加え、脚本や論文、インスタレーションの展示、各作品の物販、そして飲食販売を2月16日(日)まで連日行っています。スケジュール詳細は学生が運営する映画学科公式サイト「D STUDIO」の卒展特設ページをご確認ください。

 

高原校舎に入ってすぐに見えるのが、今回の卒展のために特設されたスタジオ入口の大扉。こんな大掛かりなトラスどこから借りてきたのかと思ったら全部木製で本物そっくりに塗装されていました。映画美術の技術がこんなところにも活かされています。

そして中庭にひときわ大きくそびえるのが特設ステージ。この背景に書かれている文字をよく見てみると…卒業生ひとりひとりの名前が!

いよいよ中に入って行きます。まずは受付。中庭に面したTN11教室をレッドカーペット敷きの素敵なロビーに大改装。

高原校舎で行われている全ての上映や展示の情報がここに集まっています。なんと座席の指定まで出来る豪華仕様。よくよく見るとシステムはとてもアナログで、もしかしたらこれを見てピンと来る形もいらっしゃるかもしれません。そう、これは大学最寄りのミニシアター「出町座」の座席指定システムへのオマージュ。背後にそっと佇んでいる石油ストーブも含めて全てがとてもリアルです。

 

では映画館内をそっと覗いてみましょう。

こちらはAスタジオ。普段はセットを建て込んで撮影を行っているスタジオですが、卒展中は映画館に様変わり。卒業生たちが作って残してくれた平台と箱馬を駆使して作られたひな壇形式の座席に巨大なスクリーン、4K上映対応プロジェクターを使ってオリジナルマスター素材からのデジタル上映を学生たち自身によって実現させています。極たまに上映がまごつくことがあるかもしれませんがそれも全てが学びです。

上映スケジュール詳細はD STUDIOの特設ページからどうぞ!

 

Aスタジオのお隣にあるBスタジオは少しのんびりと過ごせるエリア。

まずは脚本や小説コーナー。学長賞を受賞した小説「銀河鉄道の夜明け」をはじめ、印刷・製本された作品がずらりと展示されています。ソファーに座ってゆっくり読んでいただけます。

 

インスタレーション「高原団地の♡♡ちゃん」はコロナ禍に自宅にずっと篭っていた経験を元に製作されたインスタレーション。期間中は作者が毎日パジャマ姿でこの部屋で生活します。(撮影時は外出中でした)

 

そして振り返ると飲食スタンドも。

ホットドッグや水餃子スープ、タピオカミルクティーなどを販売。上映の合間の休憩時間にご活用ください。

 

高原スタジオのもう1つのスクリーン「試写室」の隣の稽古場Bでは卒制の映画関連グッズの販売や関連資料の展示コーナー。

有田焼の里で撮影した映画『手に包む』のブースでは陶器の販売まで! 映画を観た後にはぜひふらりと訪問してみてください。

 

さて、高原校舎から徒歩数分のところにある本学の大階段上の特設スペースにも映画学科のブースがあります。

映画学科の本学・高原での展示や上映を全て案内してくれるコンシェルジュが(寒い中)皆様のお越しをお待ちしています!

本学では人間館地下の元映像ホールにて映像インスタレーション「ppi」の展示もあります。こちらは1日中ループ上映ですので、本学に行かれた際にはぜひ人間館地下にも足をお運びください。

以上、卒展は2月16日(日)まで毎日開催中です。他学科の展示もどれも面白いので、ぜひゆっくりとお楽しみください。

 

映画学科公式サイト D STUDIO – 卒展【LAD GALA】特設ページ

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