- 2025年3月13日
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卒業生の活躍! ミズモトカナコ主演「いきもののきろく」
女優ミズモトカナコさん(俳優コース5期生)と永瀬正敏さんの出演映画「いきもののきろく」が絶賛公開中!
原案 永瀬正敏が贈る”喪失と再生の物語”
「戦争と一人の女」の舞台挨拶で監督の井上淳一とシネマスコーレを訪れていた永瀬正敏は、支配人の木全純治よりとある企画の監督依頼を受ける。それは名古屋市内を流れる中川運河という今はもう使われていない運河を舞台とした短編映画だった。奇しくも中川運河は名作「泥の河」の舞台でもあった。長瀬は「出演はするが、監督は井上さんで」と言い、永瀬正敏×井上監督での制作がその場で決定した。すぐに訪れたロケハンで、長瀬は映画の舞台となる鉄屑工場と出会い、シャッターを切りまくる。その二日後、井上のもとに永瀬から一本のプロットが届く。それは、誰もいない街の廃工場で一人筏を作り続ける男の話だった。そこに一人の女が訪れるー
女を演じるのは、「福田村事件」のミズモノカナコ。当時まだ京都芸術大学の学生だった。ミズモトは永瀬に一歩も引けを取らない堂々たる演技を見せている。
「瓦礫、瓦礫って言うけど、みんな、生活の一部だったんだ」
【インタビュー激白】11年前に撮影した問題映画がついに!永瀬正敏が見出した女優ミズモトカナコ「21歳の難役」
https://www.asagei.com/excerpt/335425
この映画をずっと待っていた。
当時学生だったミズモトカナコが撮影を終えて全く違う顔で戻ってきたのを覚えている。
一皮も二皮も剥けた感じがあって、彼女は女優として進路を決めた。
この映画によって彼女の抱えてしまったものは何だったのか、11年にしてその正体を見る事になる。(俳優コース主任 水上竜士)
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