こども芸術学科

全国公募 第4回「ドローイングとは何か」展にて

全国的に寒暖の差が激しい天候ですね。雪の降る地方は大丈夫でしょうか?

さて、先日は東京銀座にあるギャルリー志門で現在開催中の全国公募 第4回「ドローイングとは何か」展レセプションに出席してきました。
20140201160609-1

こども芸術学科は、いろんなことについて、「なぜ?」を問う学科です。

僕の担当する3・4年次のBzemiの課題でも、これまでドローイングを課題にしてきました。
「ドローイングとは何か」という展覧会名に表れているように、改めて考えて見ると、とても深く、大切な問いだと思います。
初日の夕方から、授賞式に続いて、出品者からそれぞれの制作意図やドローイングに込めた思いが語られました。僕自身も、この展覧会に出品するにあたり、なぜ描くのかを考えました。
http://drawing-exhibition.blogspot.jp
会場にいるとさまざまな出会いがあります。そこで絵をとおして会話できるのが有り難いです。
僕が受験2浪目のとき、絵の予備校で一緒のクラスだった竹ちゃんと千明ちゃんも来てくれました。
この二人の友人は、一緒に芸大油画科に合格した同級生です。懐かしい!
IMG_1537
大学のときの恩師、中林忠良先生は3名いる審査員のお一人でしたが、本学の美術工芸学科客員教授として京都にいらっしゃるときにはお会いしようと思いながら、いつもすれ違ってばかり。この日は久しぶりにゆっくりお話しすることが出来ました。
さらに嬉しいことに、こども芸術学科の現Bzemi4年次生、関戸望君が、就職活動の時間を調整しながら京都から来てくれたことです。
IMG_1543
彼は3年次と4年次に連続で、本学の開催する「ミロのビーナスデッサン大会」で受賞した強者です。
https://www.kyoto-art.ac.jp/production/?cat=1&author=13&page=7
(こ学ブログ:2012年10月26日ニュース)
彼はなにかを吸収しようと、レセプションの進行する中、一生懸命メモを取っていました。そして、いろんな人と話をしています。学生さんのこういう姿勢に触れると、こちらも頑張らなければ、という気持ちになります。
関戸君の卒業制作(力作です)はもうすぐ卒展で発表されます。それは卒展でのお楽しみに!
来年は、先生と学生という立場ではなく、お互いがライバルとしてこの展覧会で作品を並べられるように頑張ろう!ということでガチンコ対決(笑)を決意しました。
二次会では、懐かしのビアホールライオンへ。1937年創業の建物で、過去に火事もあったようで、確かに天井あたりの煉瓦の色が少し黒いです。つい最近、このギャルリ−志門で個展をされていたもう一人の僕の恩師、星野美智子先生にもお会い出来て、二次会では学生のときに戻ったようで、改めて、展覧会をきっかけに恩師や友人と出会えることが本当に幸せだと思った一夜でした。
IMG_1554
この展覧会は2月15日まで。詳細はDMをご覧下さい。
20140201160609-2
遠方のため、行かれないという方は、こちらを!
①,②,③をクリックしてください。最初はボヤケますがすぐにピントが合います。
バーチャルギャラリー、ハイテク!!
(森本玄:教員/絵画)
<434435436437438>