- 2025年7月1日
- ニュース
【万博出展】段ボールUPCYCLING
こんにちは、プロダクトデザインコースです。
万博が開幕し、日々大きな盛り上がりを見せています。
プロダクトデザインコースの学生が段ボールアップサイクリングプロジェクトとして万博会場で展示を行ったという情報を聞きつけました。
段ボールアップサイクリングプロジェクトとは??
プロダクトデザインコースの学生により立ち上げられた自主プロジェクト。
「使わなくなった段ボールを加工し、新しい価値を与える」
段ボールのアップサイクルを広めるプロジェクトです。
主にワークショップ、作品の展示、イベントへの出展などを行っています。
2代目メンバーが就職活動に集中し、新たに3代目メンバーが始動しているようです。
1代目メンバー:宇野さんのインタビューブログ記事はこちら★
2代目メンバー:矢部さんと竹内さんのインタビューブログ記事はこちら★
そんな歴史ある段ボールアップサイクリングプロジェクトチームが、今回万博の展示会に招待され、
5/8(木)に1日限りの展示を行ったようです。
万博展示のあれこれやプロジェクトの取り組みについて、インタビューしてきました◎
▲PJメンバー7名のうちの4名がインタビューに参加してくれました!
■万博で展示をすることになったきっかけは何だったのでしょうか??
これまで様々な場所でWSや展示を行ってきました。それも、WSの会場でたまたま知り合った方から「次こんなイベントがあるから出店してみないか」とお声がけいただくことで、様々なイベント参加へと繋がっています。
今回は、前回WSに誘っていただいたわびすたさんに、なんと万博の展示に誘っていただきました。
私たちが参加したのは、「フェスティバルステーション」です。
毎月テーマが変わるエリアで、私たちの月のテーマは『未来への文化共創』でした。
― 多様な文化が共鳴し、未来の文化が共に創られていくために、私たちは何をするべきか?―
このテーマに向き合い、約半年間の話し合いを経て、日本の伝統文化であり、世界中でも知られている「盆栽」をモチーフに選びました。唐草模様・青海波・七宝・紗綾形・麻の葉といった和柄を取り入れ、
それぞれに「平穏」「ご縁」「調和」「繁栄」「成長」など、美しい意味が込められています。
展示を見てくださった皆さんに、たくさんのご縁と幸せが訪れますようにという願いを込めて、心を込めて制作しました。
■展示に向けて、大変だったことはありましたか?
理想の表現にたどり着くまで小さいサイズで試作を重ねました。
黒い段ボールの表面の紙を薄くはがし白くすることで模様を作ろうとしていたのですが、はじめはカッターで手作業ではがしていくつもりでした。でも試作を重ね、レーザーカッターでちょうど薄皮だけをカットしてくれる数値を見つけられたので、最終的に完成度の高い作品に仕上げられたと思います。
前日に東本願寺でのイベントに参加し、次の日の早朝から搬入し展示というハードスケジュールでした。
東本願寺では今回作成した盆栽のミニバーションも展示・販売しました。ふらっと立ち寄ってくれた方や観光客の方にお土産として手に取っていただけました。
▲ミニ盆栽
▲犬のマグネット。2つ合わせると自立するオブジェになる
■みなさんがプロジェクトに参加したきっかけは??
現在のメンバーは7名です。
もともと工作が好きだったり、WSを通じて人と関わるプロジェクトに興味がある、子供向けプロダクトのデザイン的視点を得たい、など、それぞれ熱い思いをもって活動しています。
授業や教員を通じたものではなく、学生の自主プロジェクトのため、
イベント主催者や企業などとのやり取りを学生だけで完結させ実行できるというのも大きな魅力でした。
■今後どのような活動を予定していますか??
現時点でも今年複数のイベントにお声がけをいただいているため、精力的に活動していきたいと思っています。
また、今回万博のために制作した作品の展示をより多くの人に見てもらうため、京都の展示スペースを借りて展示をしたいと思っています。
現在大学の補助金を申請しており、この夏に展示ができた暁にはワークショップなどのイベントも行いたいです。
授業の課題や学校のプロジェクトなどで忙しい中、
さらに自主プロジェクトを進めており、頼もしい限りです。
今年も展示やイベント開催を予定しているとのことなので、ぜひインスタをチェックしてみてくださいね◎
\\\ 入試対策イベントのお知らせ ///
7/27(日)に総合型選抜(探究プロセス型)対策講座「探究ワークショッププログラム」が開催されます!ぜひご参加ください🌼
※今年度受験生対象
- ※高校1,2年生・留学生は受講不可
プロダクトデザイン学科(プロダクトデザイン/クロステックデザインコース)
【ねらい】
このプログラムでは、プロダクトデザイン学科2コースの学びと社会とのつながりを、実際の事例を通して感じてもらいます。普段何気なく見ている自分の身の回りのモノやコト、場所や課題に着目して、新しいアイデアを考えるきっかけを作り、人や社会を幸せにする未来のデザイナーとしての実践の一歩を踏み出してください。
「探究ワークショッププログラム」の最新情報はこちら👇をチェック