油画コース

【卒業生紹介】漫画家:油画卒業生、山本真也さんの単行本が出版されます!

油画コースを卒業後、多方面で活躍する卒業生たち―。

今回は三重県在住の漫画家、山本真也さんをご紹介します!

 

 

山本さんは、2002年に京都造形芸術大学洋画コース(現:京都芸術大学油画コース)を卒業。

会社員の傍ら制作活動を続け、今春20年務めた会社を退職し、漫画家として独立されました。

*背景に掛かっている絵画は山本さんの油彩画です。

こちらの方も繊細なトーンがかなりの実力なのですが、在学中に培われたデッサン力を生かし、現在は主に歴史や古典を題材にした短編漫画を描かれています。

 

comic熱帯サイトで絶賛連載中の『無用の皇子は西に向き』は、日本神話の英雄・ヤマトタケルをモチーフにして、古事記や日本書紀のエピソードを織り交ぜつつ創作した古代ファンタジー漫画です。

デジタルツールによる作画も主流かと思いますが、あえてパイロットのインクとGペン、丸ペンや面相筆でベタを入れて描いている制作風景を送っていただきました。

この辺り、やはり洋画(現油画)コースでアナログ的な描写を学んだ山本さんならではのこだわりが感じられます!

*画像すべて©︎山本真也/光文社

 

今秋には『無用の皇子は西に向き』の単行本発売が予定されています!!

油画コースで学んだ後、このように多方面で活躍する卒業生が現れることは、とても嬉しいです!

卒業生山本真也さんの作品『無用の皇子は西に向き』、

ぜひ書店で手に取ってみてください♪

 

(副手A+教員M)

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