文芸表現学科

学生がゼロからイベントを企画!–––開催までの道のり–––

こんにちは! 文芸表現学科です!

 

京都芸術大学文芸表現学科授業

 

今回は、文芸表現学科の授業のひとつ、「文芸と社会」のなかで学生たちが取り組んだことをお伝えします。

芸術大学にあるたくさんの学科のひとつ、文芸表現学科の授業ではじっさいにどんなことを学んでいるのか、興味のあるかたはぜひ読んでくださいね。

 

「文芸と社会」は、2年生以上が必修の授業で、3クラスの授業のなかから学生がひとつを選んで、興味のあるものを受けることができます。

とはいえ3クラスとも目的は共通しています。それは、クライアントからの依頼を受けて、文芸的なアプローチから、社会的な課題を解決するということ。

 

その目的のもとに、3つのクラスではそれぞれ以下の取り組みをします。

 

・文芸イベントを主催する

・文芸誌を編集・出版する

・Web上に取材記事を書く

 

今回は、Web上に取材記事を書くクラスを履修している学生が、授業で取り組んだことをまとめました。

このクラスでは、瓜生山学園の広報課から依頼を受けて、広報メディア「瓜生通信」に記事を執筆するということに挑戦します。

 

企画立案から取材先の選定、取材先との交渉、取材、記事執筆、という一連の流れを、学生たちが4、5人ずつのグループに分かれておこなうのです。そのグループのひとつである、「リーチ」グループは、なんと記事を書くためにイベントを開催して、その顛末を記事にするという難題に取り組みました。

 

「リーチ」グループの2年生・上田藍さんが書いた記事がこちらです!

 

※※※

 

みなさん、イベントが開催されるまでにどのような過程があると思いますか?

私たちは大人のための絵本時間」というイベントを実際にしてみて、たくさん準備するということを知りました。

はじまりは「喫茶フィガロについて記事にしたい」というところからでした。

喫茶フィガロとは、イベントや映画撮影としての場所を提供しているお店のことです。

当初は、「大学の近くにある学生がイベントができるお店」として記事で紹介しようと考えました。

しかし、タイミングよくイベントをする学生はいなくて…

先生と広報課の方と話を進めていく中、こんな案が出てきました!

 

「実際にイベントをしてみては?」

 

このようにして、イベントをすることが決まりました!

今回は、当日までにしてきたことを紹介していきます!

 

ここから難航していた話し合いが、「どんなイベントにしようか」「誰かを呼ぶか」と決まっていきました。

そうして「大人のための絵本時間」というイベントの企画が通りました!

その後も話し合いを進めて、喫茶フィガロにイベントの日程を予約しました。

また、イベントを一緒にしていただくことになった、絵本作家の谷口智則さんにも依頼をしました。

谷口智則さん

谷口智則さん(絵本作家)

1978年生まれ。金沢美術工芸大学日本画専攻卒業。

2004年『サルくんとお月さま』でデビュー後、フランスをはじめ、海外でも数々の絵本を出版し、世界的に活動している。

『くいしんぼうのクジラ』で第9回、『カメレオンのかきごおりや』で第12回ようちえん絵本大賞受賞。主な絵本に『100にんのサンタクロース』、『サルくんとバナナのゆうえんち』、『アマガエルのうた』、『かいじゅうのすむしま』など。

 

そして、いよいよ本格的にイベント準備に取りかかります!

 

準備その1「お申し込みフォーム」

イベントに参加できる定員がある程度決まっていたので、申し込みフォームを作成しました。チームのほとんどがイベント未経験なのもあって、「どんな項目を入れるのか」「何時からにするか」など細かく話し合って決めました。

 

準備その2「ライセンス取得」

告知のためのフライヤーを作成しました。「どの画像にするか」など役割分担して作成しました。

 

そして、それを印刷できる大学のウルトラファクトリーを使用することになり、チーム全員が「ULUTRA基礎ライセンス」を取得しました。

結果が分かるまでそわそわしていました!

準備その3「打ち合わせ」

谷口さんと打ち合わせをしました!チームのみんなで谷口さんが経営している゛zoologique゛というカフェに行き、イベントの流れを話し合いました。そして、フライヤーをお店に置いていただきました!                          お店の外

                          店内に置いていただいたフライヤー

                          打ち合わせ中

 

準備その4「告知呼びかけ」

自分たちだけでは、参加者がなかなか集まりませんでした。そこで、広報課の人や学科の人にも協力してもらい、なんとか定員に近い応募まできました。

応募者数を数えるたびに増えていると、うれしい気持ちになりました!

 

準備その5「ようやく当日」

当日もやることはたくさんあります。イベントの時間よりも早く集まり、最終確認をしました。

開場の時間がせまってくるにつれて緊張してきて、どきどきでした!

そして気がつくと、お客さんが!

イベントの記事はこちら

イベントから見据える「芸術」のカタチ 〜 芸大生主催のイベント「大人のための絵本時間」〜――文芸表現学科の学生が届ける瓜生通信

 

(執筆 : 文芸表現学科2年・上田藍 京都芸術大学附属高校卒)

 

 


 

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