- 2025年11月18日
- イベント
学生がゼロからイベントを企画!–––開催までの道のり–––
こんにちは! 文芸表現学科です!
今回は、文芸表現学科の授業のひとつ、「文芸と社会」のなかで学生たちが取り組んだことをお伝えします。
芸術大学にあるたくさんの学科のひとつ、文芸表現学科の授業ではじっさいにどんなことを学んでいるのか、興味のあるかたはぜひ読んでくださいね。
「文芸と社会」は、2年生以上が必修の授業で、3クラスの授業のなかから学生がひとつを選んで、興味のあるものを受けることができます。
とはいえ3クラスとも目的は共通しています。それは、クライアントからの依頼を受けて、文芸的なアプローチから、社会的な課題を解決するということ。
その目的のもとに、3つのクラスではそれぞれ以下の取り組みをします。
・文芸イベントを主催する
・文芸誌を編集・出版する
・Web上に取材記事を書く
今回は、Web上に取材記事を書くクラスを履修している学生が、授業で取り組んだことをまとめました。
このクラスでは、瓜生山学園の広報課から依頼を受けて、広報メディア「瓜生通信」に記事を執筆するということに挑戦します。
企画立案から取材先の選定、取材先との交渉、取材、記事執筆、という一連の流れを、学生たちが4、5人ずつのグループに分かれておこなうのです。そのグループのひとつである、「リーチ」グループは、なんと記事を書くためにイベントを開催して、その顛末を記事にするという難題に取り組みました。
「リーチ」グループの2年生・上田藍さんが書いた記事がこちらです!
※※※
みなさん、イベントが開催されるまでにどのような過程があると思いますか?
私たちは「大人のための絵本時間」というイベントを実際にしてみて、たくさん準備するということを知りました。
はじまりは「喫茶フィガロについて記事にしたい」というところからでした。
喫茶フィガロとは、イベントや映画撮影としての場所を提供しているお店のことです。
当初は、「大学の近くにある学生がイベントができるお店」として記事で紹介しようと考えました。
しかし、タイミングよくイベントをする学生はいなくて…
先生と広報課の方と話を進めていく中、こんな案が出てきました!
「実際にイベントをしてみては?」
このようにして、イベントをすることが決まりました!
今回は、当日までにしてきたことを紹介していきます!
ここから難航していた話し合いが、「どんなイベントにしようか」「誰かを呼ぶか」と決まっていきました。
そうして「大人のための絵本時間」というイベントの企画が通りました!
その後も話し合いを進めて、喫茶フィガロにイベントの日程を予約しました。
また、イベントを一緒にしていただくことになった、絵本作家の谷口智則さんにも依頼をしました。
谷口智則さん(絵本作家)
1978年生まれ。金沢美術工芸大学日本画専攻卒業。
2004年『サルくんとお月さま』でデビュー後、フランスをはじめ、海外でも数々の絵本を出版し、世界的に活動している。
『くいしんぼうのクジラ』で第9回、『カメレオンのかきごおりや』で第12回ようちえん絵本大賞受賞。主な絵本に『100にんのサンタクロース』、『サルくんとバナナのゆうえんち』、『アマガエルのうた』、『かいじゅうのすむしま』など。
そして、いよいよ本格的にイベント準備に取りかかります!
準備その1「お申し込みフォーム」
イベントに参加できる定員がある程度決まっていたので、申し込みフォームを作成しました。チームのほとんどがイベント未経験なのもあって、「どんな項目を入れるのか」「何時からにするか」など細かく話し合って決めました。
準備その2「ライセンス取得」
告知のためのフライヤーを作成しました。「どの画像にするか」など役割分担して作成しました。
そして、それを印刷できる大学のウルトラファクトリーを使用することになり、チーム全員が「ULUTRA基礎ライセンス」を取得しました。
結果が分かるまでそわそわしていました!
準備その3「打ち合わせ」
谷口さんと打ち合わせをしました!チームのみんなで谷口さんが経営している゛zoologique゛というカフェに行き、イベントの流れを話し合いました。そして、フライヤーをお店に置いていただきました!
お店の外
店内に置いていただいたフライヤー
打ち合わせ中
準備その4「告知呼びかけ」
自分たちだけでは、参加者がなかなか集まりませんでした。そこで、広報課の人や学科の人にも協力してもらい、なんとか定員に近い応募まできました。
応募者数を数えるたびに増えていると、うれしい気持ちになりました!
準備その5「ようやく当日」
当日もやることはたくさんあります。イベントの時間よりも早く集まり、最終確認をしました。
開場の時間がせまってくるにつれて緊張してきて、どきどきでした!
そして気がつくと、お客さんが!
イベントの記事はこちら
イベントから見据える「芸術」のカタチ 〜 芸大生主催のイベント「大人のための絵本時間」〜――文芸表現学科の学生が届ける瓜生通信
(執筆 : 文芸表現学科2年・上田藍 京都芸術大学附属高校卒)
╭━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╮
\12月13日・14日/
オープンキャンパス お申し込み受付中!
ぜひ、大学の雰囲気を体験しにいらしてください!
╰━━━━━━━━━━━v━━━━━━━━━━━━╯
●参加登録&詳細は、
画像「はじめての体験授業オープンキャンパス」をクリック!
※11/1・2オープンキャンパス公式webページです。
「参加申込」(オープンキャンパス参加登録フォームへ)をクリックいただくと、申し込み欄に飛ぶことができます!
▼
▼
▼
文芸表現学科は、12/13(土)に「脚本家入門『演劇・映画・アニメなどのシナリオの書き方を学ぼう!』」、12/14(日)に「小説を書く!100分で超初心者でも小説が書けるようになる!」の講座をそれぞれ開催します!!
お申込み、お待ちしております!!
\学科長・山田隆道先生が解説!/
『文芸表現学科 クリエイティブ・ライティングコース』
2025年度コース紹介動画














