プロダクトデザインコース

先輩が切り拓く「行きたい場所へ行く」未来 ― 日進医療器・中本涼馬さんとヤマハ発動機が共同開発したアウトドア3 輪電動車椅子「NACTUS VS TRE-X」

こんにちは。プロダクトデザインコースです。

今回は、先輩の活躍をご紹介します✨

 

プロダクトデザイン学科3期生で、現在、車いすメーカーの日進医療器株式会社で開発部設計課の一員として活躍する中本涼馬さん

今年の「ジャパンモビリティショー」で、ヤマハ発動機と共に発表した車いすのコンセプトモデルの開発を担当されました。

 

電動車椅子 NACTUS VS TRE-X

 

 

ヤマハ発動機のJWビジネス部門は、2025年から電動ユニットの専業メーカーとなり、「移動の可能性を拓く」ことを目指し、国内外のパートナーと協力を進めています。

そのパートナーの一社である日進医療器の中本さんが担当したのが、アウトドア向け3輪電動車椅子「NACTUS VS TRE-X」(以下、トレックス)です。

これは、中本さんが過去に、パラリンピックなどの競技用車いすを担当してきた経験も活かされています。

 

 

中本さんは、「トレックス」のテーマを「バイタリティが加速する車椅子」だと語ります。 その言葉通り、ユーザーの「行きたい」「やってみたい」という気持ちを後押しし、気持ちが前に出ていくようなデザインを目指しているそうです。

 

「友達からキャンプに誘われても車椅子が入っていけないからやめておこうかなと思った経験のある車椅子ユーザーさんにとって、トレックスは、『じゃあ行くよ』って言える乗り物であってほしい。」

 

中本さんの言葉には、「行けるところに行く」のではなく、行きたいところに行く」ための相棒として、この「トレックス」を使ってほしいという強い想いが込められています。

 

 

「トレックス」の圧倒的な走破性や強度と美しさの両立を目指したこだわりのつくりについて、詳しくは紹介動画をご覧ください💭

 


 

中本さんのように、デザインの力で社会課題を解決し、人々の可能性を広げる

プロダクトデザインコースは、そうした未来を切り拓くデザイナーを育てる場所でありたいと思っています。

 

中本さんの今後のさらなるご活躍に期待しています🎈

 


 

「京都芸術大学 卒業展 大学院修了展」のお知らせ 

4年生や院生の卒業制作、研究成果がキャンパス全体に展示されます。

プロダクトデザインコースの作品展示は直心館3Fです。ご来場お待ちしております🌼

 

 

2025年度「京都芸術大学 卒業展/大学院修了展」

日時:2026/2/7(土)-2/8(日),2/10(火)-2/15(日)
会場:京都芸術大学 瓜生山キャンパス(京都市左京区北白川瓜生山2-116)
入退場:入退場自由(予約不要)・入場無料

 

 

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