プロダクトデザインコース

はじめての体験授業オープンキャンパス

こんにちは!プロダクトデザインコースです⛄

12/14(日)に高校1,2年生のためのはじめての体験授業オープンキャンパスが開催されました!

 

今回は「あかりのある部屋 -紙で作る冬のダイニング-」というテーマで立体クリスマスカードと照明の台を作ります。担当は上林先生です。

 


 

 

まずはスチレンボードで照明の台を制作します。

携帯電話を台の中に入れて、オレンジ色のフィルムを通してカードを照らすことで、やわらかくて暖かい光の表現が出来るようになります🌼

照らした様子は後半に紹介します。

 

 

参加したみなさんは、初めて手にするスチレンボードの感触に戸惑いながらも制作している様子でした。厚みがあり、切るのが難しいです。

 

 

先輩のみなさんが丁寧にコツを教えてくれます🌟

 

 

台の制作が終わると、紙を扱った作業です。

今回使用した「マーメイド紙」と呼ばれるさざ波のような柔らかい凹凸が特徴の紙は、そのまま折り曲げると凹凸によって角がふにゃふにゃと曲がってしまいます。

 

▲左:そのままの場合 右:カッターで切れ込みを入れた場合

 

そこで、カッターで表面だけサーっと薄く切り込みを入れると、その線に沿ってまっすぐ折ることが出来るようになります。

これで仕上がりがかなり変わります✨

素材の特性を理解するのもプロダクトをデザインする際に重要なことです!

 

 

FABというプロダクトデザイン学科専用の工房には、レーザーカッターという機械があります:複数の本:

レーザーカッターは高エネルギーのレーザー光を当てることで、木材や紙、アクリルなど、さまざまな素材を切ったり彫刻したりできる機械です。

1年生の授業を履修してFABのライセンスを取得すれば、学生が自由に使用することが出来ますよ!

 

 

そんなレーザーカッターを使用して細かく切り出した紙をひとつずつ、折り曲げ、重ねて、貼り付け、立体にしていきます。

クリスマスツリーやペンダントライト、壁掛け時計の位置をカスタマイズして、自分だけの部屋を作ります。

 

 

そして完成したクリスマスカードはこちら!

 

 

ちいさな冬のダイニングが完成しました。

 

 

光を当てる場所によって、光源が、間接照明のようになったり、ペンダントライトのようになったりと変化します。

みんなでクリスマスカードを観察しながら撮影を行いました。

 

 

普段過ごす生活空間には、椅子や机、照明、グラス、時計など、たくさんのプロダクトがあり、それらはすべて誰かによってデザインされたものです。デザインされたプロダクトが置かれた場所は、「空間」となり、その空間が集まって「建築」へ、その建築が並んで「街」へと姿を変えていきます。

 

身近なプロダクトを考えることは、私たちが生きる世界をつくることに繋がっているのです。

今回のオープンキャンパスで作った「冬のダイニング」が、皆さんにとって、そんなデザインの広がりを感じる第一歩になれば嬉しいです🙌

 


 

今回参加してくれた学生スタッフのみなさんはこちら!

クリスマスの雰囲気をまとった服装で来てくれました🎄

 

 

左から

黒田出海さん(2年生 米子西高等学校出身)

谷垣 月読さん(2年生 上宮高校出身)

小堀周汰さん(3年生 京都市立日吉ケ丘高校出身)

片岡秀輔さん(3年生 門司学園高校出身)

 

 

プリン味のアイスが食べたかった2人。じゃんけんで負けてほかの人に取られてしまいました👻

 

 

次回もお楽しみに!

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