こんにちは、美術工芸学科研究室です。

12/13（土）にはじめてのオープンキャンパスが開催されました！

⛄ご参加いただきました皆さまありがとうございました！⛄

 

今回のオープンキャンパスでは、硬い金属を叩いて形を変える伝統技法 「鎚起（ついき）」を体験いただきました！

 

以下、紹介ページ文です！

日本の伝統技法 「鎚起（ついき）」 を体験してもらいます。
アルミ板を金槌でひたすら叩き、１枚の平らな板から世界にひとつだけのお皿を作り出します。
自分の手で金属の表情が変わっていく感動を、ぜひ味わってみてください。

ハンマーでアルミ板を叩き、バーナーで焼き鈍ナマして、ハンマーで叩く。をひたすら繰り返して形を叩きだしていきます！

ハンマーで叩くと組織がしまり、叩きしまったアルミ板の組織をほぐすために焼き鈍ナマすそうです。

【豆知識】焼入れ：鉄などは赤くなるまで熱したあとに冷水にいれることで焼しまるそうです。刀鍛冶でみたことがあるのではないでしょうか？

お肉やお野菜などは叩くと繊維がほぐれて柔らかくなりますが金属はその逆！とても興味深いです。

ハンマーで叩く前に、最初にアルミ板に黒色の油性ペンでぐるぐるの線を書いていきます。

どんな意味があるのでしょうか。ワクワク

 

実は黒色の油性ペンというのがミソだそう。

油性ペンの線が消えてなくなるのがちょうどアルミが焼き鈍ナマされたサインなのだそうです。

 

いつもの油性ペンが温度計のような役割にもなったりして、普段使用している文房具でも色々な用途があって驚きですね！

作業が始まると、あとは叩いて焼き鈍ナマすをひたすら繰り返します！

アルミ板をハンマーで叩きだす音が立体造形工房内に響きわたります！

立体造形工房より下の階では、大きな雨粒が屋根を叩くような音が響いておりました。外は晴れなのに不思議な状況でした！

バーナーの大きな炎の勢いに皆さん興味があるご様子。

この規模の炎は日常生活では見られないので、ものづくりの現場ならではの迫力のある光景ですね。

 

アルミ板をハンマーでひたすら叩くこと約1時間、平らな板だったものからお皿の形が生まれてきました！

 

あとは先生の手によって木づちを使って微調整と、研磨剤のピカールでピカピカに磨いて完成です！

皆さんの手で作りだした、世界に一枚だけのお皿が誕生しました！

皆さんとても寒かったと思うのですが、ハンマーで繰り返し叩きだす運動で身体もアルミ板もホカホカだったと思います！お疲れ様でした！！

 

⭐お知らせ⭐

学生たちの情熱が存分に注がれた大学生活4年間の集大成、京都芸術大学卒業展 大学院修了展が開催されます！

 

会期：2026年 2月7日（土）～ 2月8日（日）、
　　　2月10日（火）～ 2月15日（日）
　　　10:00～17:00（入場受付は16:30まで）

※2月9日（月）は休館日ですのでご注意ください！※

 

会場：京都芸術大学 瓜生山キャンパス
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116

アクセスはこちらからご確認ください

 

昨年度の様子のURLを以下に記載しています。よろしければご覧ください！

2024年度京都芸術大学卒業・修了展レポートー学びの集大成となる作品が揃う一大イベントへ潜入！

2024年度京都芸術大学卒業・修了展レポート－学びの中継点を終えて

 

 

• 🌸卒業展と同時開催🌸

卒業制作展にあわせてオープンキャンパスが開催されます！

大学の様子を感じつつ先輩達の作品もみれるこの時期しかない年に一度のチャンスです！是非ともご参加ください！

 

2026年2/14（土）2/15（日）

卒業制作展を観にいこう！　卒業展×オープンキャンパス

 

詳細はこちらのページから後日案内されますのでしばらくお待ちください！

卒業制作展を観にいこう！

 

 

以上！総合造形コースはじめてのオープンキャンパスレポートでした！

改めましてこの度はご参加いただきまして誠にありがとうございました！

 

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YouTubeでは6分でわかる『総合造形コース』2025年度コース紹介動画を公開しています！是非ともご覧ください！！

6分でわかる『総合造形コース』2025年度コース紹介動画｜京都芸術大学

 

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