大学院

大西くるみさん個展『採掘』開催のお知らせ

本学修了生の大西くるみさん @ku6.mi.k(2024年度修了)が、

京都の同時代ギャラリーにて個展を開催中です!

ぜひご高覧くださいませ!

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大西くるみ個展『採掘』
@ku6.mi.k

会期:2026-02-24(火) ~ 2026-03-08(日)時間:12:00-19:00(月曜休廊・最終日17:00まで)
場所:同時代ギャラリー( @dohjidai_gallery )
京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928ビル2F

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大西くるみは、絵の具の層を重ねた画面に研磨や削りの行為を加えることで、風化していく事物や風景に流れる時間の痕跡を感じさせる。その一方で、画面を彫るという水平上に刻まれる制作行為は、人間である大西個人の伸び縮みする主観的・身体的な時間の痕跡をも浮かび上がらせる。上下左右、多層的な時間が複雑に絡み合う画面上の様相は、静謐さを讃えながら、偶然の現象と人為的な行為を引き受ける「生きた絵画」として鑑賞者の目前に表出する。

本展覧会タイトル『採掘』は、大西の母親が手芸に使用した布の断片や画面を削った破片など、アーティストにとって親密性や循環性のあるモチーフを画面に埋め込み、それを削りや研磨によって異なる表情をあらわにする表現方法に由来している。思わず掘り当ててしまうニュアンスをはらむものが発掘だとすれば、『採掘』はお目当てのものへと到達しようとする計画的な意志を伴う行為である。すなわち大西は、削り出す過程で立ち現れる画面の風景を獲得することで、私的な記憶や時間の層を物質として掘り起こし、いま・ここにある身体に立ち返る場を提示している。

文 谷口雄基
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大西くるみ(Onishi Kurumi)

2000年石川県金沢市生まれ
2025年京都芸術大学大学院芸術專攻美術工芸領域 日本画分野卒業

2024年
SICF25(スパイラルガーデン)
SPURT 2024(京都芸術大学ギャルリ・オーブ)
鬼頭健吾推薦作家展「floor」(西武渋谷)
大西くるみ、長沢楓二人展「Artificial-Natural」(COHJU)

 

2025 年

Contemporary Art Practice | Studio – CAPS 2025展(島屋大阪店7F催会場)
大西くるみ個展「沈黙の痕跡」(同時代ギャラリー)
大西くるみ/陳憶誠「刻まれる時間」(gallery La Chicca)
Plants and Art -植物とアート-」(gallery La Chicca)

 

 

 

 

 

 

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