プロダクトデザインコース

「続・物からモノへ」展

プロダクトデザイン学科上林壮一郎准教授が参加する、「続・物からモノへ」展が京都で開催されます。 サブタイトルは「うつしとうつわ」。 3/2-3/8で京都は大徳寺北の遊狐草舎という町屋のギャラリーで開催されています。 今回は、JVCケンウッド・デザインさんの協力で、森の音をライブ配信するForestNotesというサービスを利用した森の音を聴くためのスピーカーをデザインし、プロトタイプも製作しました。 森の声を都会にうつすための楽器のようなうつわというのがコンセプト。 フォルムとしても、鳥の巣箱の形からウクレレの形にうつりゆくグラデーションの途中の姿にしています。巣箱のようなウクレレのような。グラデーションについては2012年度のモノ学・感覚価値研究会の年報に寄稿しました。 うつるというのは、興味深く重要な概念です。特に日本文化にとっては。 この一連の展覧会は今回で4回目です。京都は学者とのコラボが多く、またそれらの展覧会も通常の展覧会と違って、コンセプトを大変深くかつ幅広く丁寧に掘り下げて行く展覧会です。 今回は日文研の稲賀先生の研究の一環として行われているものです。 また、3/18-23で東京で開催される、JVCケンウッド・デザインの「感性の森Ⅱ展」ともコンセプトやForestNotesのシステムやデバイスを利用している点で関連しており、そちらにはプロダクトデザイン学科の学生と共に出展予定です。 宮崎県諸塚村などの森のライブ音を聴きにきてください。 他にも多様な作家や研究者が参加しています。 <展覧会> 名称:続・物からモノへ ~うつし と うつわ~ 日時:3月2日~3月8日 12:00~18:00 ※オープニングパーティ 3月1日18:00頃~ 場所:遊狐草舎(京都市北区紫竹西南町17-3 今宮大徳寺西入る) http://www.kyotodeasobo.com/art/search/gallery/yukososha#.Uw6slF5dHtI 出品作家:入江早耶(消しカスアート)、大西宏志(映像)、大舩真言(絵画) 岡本光博(美術)、上林壮一郎(プロダクトデザイン)、近藤髙弘(造形美術) 渡邊淳司+丸谷和史+様森永さよ(知覚研究・設計)  

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