こども芸術学科

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2014年5月24日  授業風景

武井武雄の精神を学ぶ|Bzemi 3年次模写

こども芸術学科Bzemiは絵画制作を軸に展開するゼミです。

先日の学外演習では高島屋京都店に「武井武雄の世界」展を鑑賞し、イルフ童画館学芸員でこども芸術学科の1期卒業生、齋藤正惠さんからギャラリートークを聞くことが出来ました。
1期卒業生で学芸員の先輩、齋藤さんを囲んで記念写真

1期卒業生で学芸員の先輩、齋藤さんを囲んで記念写真

武井武雄は大正から昭和にかけて活躍した方で、東京美術学校で学ぶ傍ら、子どもたち向けの雑誌の挿絵をアルバイトとしてやっていました。他の美学生が片手間にやっているのに不満を持ち、子どもたちに見せるものだからこそ高いクオリティーを持ったものにしなければならない、これは男子一生の仕事に値すると考えたそうです。
当時から子どもたちのための歌を「童謡」、子どもたちのための話を「童話」という言葉はあっても、絵について相応しい言葉がないと、「童画」という言葉を最初に用いたのが武井武雄でした。
展覧会鑑賞後、翌週の授業では3・4年次合同で展覧会をふりかえる場を持ちました。雑誌「コドモノクニ」などに掲載された挿絵の原画はクオリティーも高く、ずっと眺めていられるほど、描かれたさまざまのものにこだわりが感じられます。皆、印象に残った絵があり、それぞれ技術的なところも含めての感想がありましたので、3年生の課題で模写をやってみることにしました。
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合評会では、色使いに重ねが大切なこと、地塗りに厚く絵の具を載せるとクレヨンのつきが悪くなることや、クレヨンを削らないと武井の表現した線が再現できないこと、画材店に模写用の紙を相談しに行った学生、Gペンや丸ペンなどを使ってみたこと、1枚の絵に描かれた沢山の時計の文字盤の書体が全て違うことなど、沢山の気づきが共有出来ました。
デッサンで自然や人と対話することも大切ですし、先人達の作品からその工夫やこだわりを学ぶためには模写をしてみることも大切です。実物そっくりになることを目指しながらも、上手に再現が模写の目的ではありません。そのプロセスから素材や道具の知識や自分なりの表現方法を見つけ出すことだと思います。
3年生の皆さん、それぞれよく頑張りました!
(森本玄:教員/絵画)

さて、こども芸術学科では以下のように学科の説明会を行います。

受験生の皆さん、ぜひお越しください!

 

「保育・幼児教育・初等教育系 進学相談会」(さんぽう主催)

日時:6月8日(日)13時〜16時

会場:大阪市(梅田)グランフロント大阪北館

(タワーB10階 ナレッジキャピタル カンファレンスルームB01)

大阪市北区大深町3-7

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