- 2014年7月3日
- 日常風景
【授業紹介】タイポグラフィ研究
昨日のタイポグラフィ特講の記事に続き、またまたタイポグラフィにまつわる
授業の紹介です。
情報デザイン学科の3回生が受講するタイポグラフィ研究の授業で、
先週カリグラフィ実習が行われました。
カリグラフィとは、西洋の文字を美しく見せるための手法で、
簡単に言うと、アルファベットの書道のようなものです。
ただ日本の書道と違い、ペンを使用するので滑らかな曲線を描くのは
一苦労です!お手本を見ながら、集中してとにかく練習を重ねます。
独特の書き順ですね!
細い部分と太い部分の強弱をつけるのが、とても難しそうです。
左利きの人には非常に難しい技法のようです。
彼女は紙をくるくると回転させながら、器用に書き進めています!
今回、見事なペン使いを披露してくれた関口樹さんが今回の授業のコメントを
寄せてくれました。
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タイポグラフィ研究の授業では、今まで文字や印刷に関する人物などについて
学んできました。今まで使ってきた文字が、どのような背景で作られたのか。
どの制作者も大変興味深く、この授業を受けてから文字の見方が変わったように
思います。
今回は一人一人にペンが配られ、実際にカリグラフィのさわりに触れることができました。
これが想像以上に難しく、何度書いてもなかなかきれいな線には
なりません。今回私たちが真似をして書こうとした文字も、昔誰かが美しい研究をして
作ったものなのだと思い、綺麗な線になるように何度も練習しました。
講義ももちろんとても興味深いですが、実際にやってみると改めてタイポグラフィ、
カリグラフィの楽しさ、すばらしさを実感できたように思います。
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ふだんキーで文字を打つことに慣れている彼女たちには、
改めて文字の美しさを感じる体験だったようですね。
身体で覚える、今回はまさにそんな授業でした。
最後はこの授業の担当教員である、佐藤淳先生の流麗な作品!
“Uryuyama gakuen”
お見事!!!
スタッフ:フジカワ
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