映画学科

10/3「映画基礎IB」カメラの原理を体感する。

「映画基礎IB」は、栢野先生と浜田先生がご担当で
主に1年生以上の映画製作コース生を対象に、映画の「撮影照明」について学ぶ授業です。
10/3(金)1・2限の授業では、「カメラオブスキャラの原理を知る」ということで
カメラの基本的な構造、結像の仕組みについて学びました。

 
DSCF1916

 
「カメラオブスキャラ」というのは、
内部を黒く塗って光を遮断した小部屋の壁に小さな穴をあけ、
光を取り込むと、外の光景が倒立して部屋の内壁に映し出される装置のことをいいます。
今回は小部屋の代わりに段ボールとトレーシングペーパーを使用して、実際に作って体験してみました。

 
DSCF1918DSCF1920
 
 
「カメラオブスキュラ」を被ったところです。
顔のような形をしていてかわいいですね。鼻のように見える箇所から光を取り入れます。
採光量が少ないので中を完全に暗くする必要があるそうです。小さな部屋の代わりです。
DSCF1934

 
 
また、厚紙を使用して、「ピンホールカメラ」も作りました。
こちらは、レンズの代わりに針穴を開け、そこを通った光で感光材料に像を結ばせるというもので
厚紙を利用して作成した、「覗くタイプ」です。
学生それぞれが、どちらか好きな方を選んで作りました。
DSCF1940部分

 
DSCF1948
 
DSCF1945
横から見ると意外と長いですね。

 
実際に作って体感したことで、学生たちも理解しやすく
また自分の手で物を作ることの大切さも伝わったようで
とても有意義な楽しい授業になりました。

<13201321132213231324>