- 2015年2月23日
- 日常風景
生活発表会
2014年度の生活発表会が、無事終わりました。
最初は、「おしいれのぼうけん」の絵本に年長が興味をもったことがきっかけでした。
絵本に出てくる機関車D51(デゴイチ)を作ったり
実際に押入れに入って、押入れの向こうの世界に住んでいる
ねずみばあさんを探したり遊びました。
ちょっと怖そうです。
そして「おしいれのぼうけん」をベースに、自分たちの冒険ものがたりを
みんなで作ることになりました。
『アナと雪の女王』が流行ったり、縄跳びやヒーローごっこなど、子どもたちが日常で楽しんできた遊びも
たくさん盛り込まれた、劇あそびになりました。
劇中には、忍者やエルサたちも登場します。
劇の練習というより、忍者修行に励む子どもたち。さて、どうなることやら。
さて、本番。今年はアンケートやパンフレットも、子どもたちの手作りです。
舞台裏はにぎやかです。出番待ちの子どもたちは、観客になって楽しみます。
観ると夢中になりすぎて、出番が控えているにも関わらず
急遽出演NGを出す子どももいます。
台詞が決まっている訳ではないので、劇進行中も、あーだこーだと、積極的に
意見を述べる子どもたち。
エルサ、妖精、ヒーロー、忍者たちが、圧倒的な人気を誇る中
「おしいれのぼうけん」のキーパーソンである
ねずみばあさんに立候補したのは、年中の男の子。
彼は、なかなか、おいしい役というものを見抜いています。
そして、始めはみんな敬遠していたねずみばあさん役が
密かに人気を集めていくのでした。
ご存知「アナと雪の女王」エルサたち(年少児)登場です。
この子たちは、この1年エルサになり続けました。
ヒーローたち登場。ポーズ決まってます。
エルサもヒーローも忍者も、主人公を助けてくれる仲間です。
そして、強くなるための忍者修行(マット運動)が始まりました。
気づいていなかったのですが、自分が前転するまでの待ち時間は
みんな印を結んで待機していたのですね。
お話もクライマックス。
オリジナルでは、デゴイチのライトでねずみばあさんは消えてしまいますが
こども芸術大学バージョンでは、みんなの笑顔にねずみばあさんが巻き込まれていく
という話になりました。
大団円。子どもたちが、とても楽しそうです。
この劇あそびを通して、子どもたち全員が笑顔になれたかな。
その後ろに、お母さんたちの支えがあったからこその笑顔です。
なんと、アンケート引き換えに、ねずみばあさん登場人物カードがもらえたそうです。
年中女の子の素晴らしいアイデアのおかげで、今年はアンケート回収率がとてもよかったです。
素敵な生活発表会になりました。
ご来場いただいた皆さまも、ありがとうございました。
(田畑聡子)