- 2015年7月25日
- 日常風景
[七夕]親子で楽しむ季節の行事
さかのぼること3週間ほど前の七夕の日、子どもたちとお母さんたちと一緒に七夕の節句を楽しみました。
朝早く登校してきた子どもたちと裏山に立派な竹を切りに行き、
この日までに色水遊びで染めた短冊に願い事を書きます。
七夕の日は、クリスマスのお願い事のように「○○がほしいです」ではなく、こんな自分になりたいなという「自力」の願い事を書くそうですよ。
他にも「おやまで暮らせますように」「バスの運転手になりたい」などいろいろな願い事がありました。
七夕飾りを笹に飾ったら、お楽しみのお母さんによる七夕の劇の始まりです!
子どもたちも途中で即興参加してくれました。
「七夕」
むかしむかし、働き者の織姫と彦星がいました。
2人は出会った瞬間恋に落ち、遊ぶことに夢中になってしまい自分の仕事をしなくなりました。
そのため、村人は食べるものや着るものがなくとても苦しみました。
それをみかねた織姫の父、天帝によって二人は天の川の端と端に分かれ分かれにさせられてしまいました。
その後心を入れ替えた2人を見て天帝は一年に一度、7月7日にだけ会うことを許しました。
7月7日の夜空にかわいいカササギがぱっと飛び立ち、橋をつくりました。
カササギの橋の上で織姫と彦星は再会を喜びました。
このようにこども芸術大学では1年をとおして節句を感じることを大切にし、
その場をお母さんと子どもたちと一緒につくっています。
この日はお母さんたちもとても楽しそうでした。
子どもたちは夜、お母さんと一緒に空を見上げて天の川を探したかもしれませんね。
この日は床の間も七夕時様でとっても素敵でした。
(村井)
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こども芸術大学は3歳から小学校入学前までの子どもと親を対象とした、幼稚園や保育園に並ぶ教育施設です。お母さんやお父さんも一緒に入学し、自然や芸術を通して、子育てについて学びあえる場です。入学をお考えの皆さんに、日頃のこども芸術大学の雰囲気を体験していただける機会として「夏休み一日活動体験」を企画しています。たくさんのお友だちと一緒に、楽しい1日を過ごしてみませんか?どうぞ、お気軽にご参加ください。