- 2015年11月9日
- 日常風景
1年生授業風景
日に日に寒さが厳しくなっていますね。
今回は1年生の授業「コミュニケーション基礎Ⅱ」の様子を紹介します。
後期より、情報デザインコース、イラストレーションコースに分かれて、授業を行っています。
情報デザインコースでは、クラス毎に内容の異なる授業を、3週間のローテーションで行っています。
こちらのクラスでは、付箋のパッケージを制作しました。
パッケージの台紙だけでなく、ブリスターパック(透明なプラスチック部分)も掃除機を使った真空成形(バキュームフォーム)で手作りされています!!
付箋以外のものは全て一から制作された物です。まるで売り物の様ですね!
「付箋」の固定概念に捕われすぎていない、目を引くパッケージのものばかりですね。
一方こちらのクラスでは、フリップブックを制作しています。
フリップブックとは、パラパラ漫画のようなもので、写真を使ったアニメーションです。
パラパラめくると、みんなが楽しい動きをしています。
きれいに製本をして、完成です!!
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イラストレーションコースではタングラムを制作しました。
タングラムは古くからあるパズルの一種で、正方形から切り取った7つの図形(ピース)を組み合わせて様々な図形や絵をつくるシンプルなパズルです。
今回はヨハネス・イッテンの色相環を使って配色します。
この制作を通して、直感力や総合力、図形感覚といった、形を見る力と構成力を学びます。
パズルそのものも作業もシンプルですが、それだけに丁寧な作業が仕上がりの美しさを大きく左右します。慎重に塗って、カットして、、レクチャーを受けながら、あせらずに作業を進めます。
そして完成がこちら!
ランダムに散らすだけでなく、伝統的な並べ方もたくさんあります。
これからの制作でも配色や画面構成にいいヒントを与えてくれるかもしれませんね!
後期も中盤戦。風邪をひきやすい季節となってきましたが、寒さに負けず、どんどん新しい課題に取り組んで行きましょう!
スタッフ/ナラダテ・イトウ