- 2015年11月27日
- 日常風景
秋の遠足?!展覧会に行ってきました!
3先生 A領域(※1) 構想計画では、
授業の一環として2つの展覧会に行きました!
※1) 情報デザイン学科では3年次から5つの「領域」に分かれて研究・制作に取り組みます。
まず、1つめの展覧会
平和紙業ペーパーボイスギャラリー「PAPER VISION2 森の点。」では、
作品について説明をしていただきながら、特殊紙の持つ力や魅力について学びました。
オンデマンド、シルクスクリーン、オフセットと異なる印刷方法と紙との実験的な試み、
表現の豊かさに、見て触れて、制作意欲も一気にアップ!!!
2つめの展覧会
グランフロントで開催されていた「世界を変えた書物」展。
金沢工業大学『工学の曙文庫』が所蔵する貴重な書物
(世界の科学者たちの重要な発見、発明を発表した初版が中心)を間近で見ることができました。
前期に「書物を形成する要素を知り、書籍出版物の文化価値をデザインの視点から再考する」
という課題に取組んだ学生たちにとって、
本の内容や図版、タイポグラフィ、装丁など各々に興味深い発見があったのではないでしょうか?
A領域の常くんからもコメントが届いています!
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展覧会はどちらも、出展物を単純に台に乗せて展示するのではなく、
「PAPER VISION2 森の点。」展は森に、「世界を変えた書物」展は図書館に、
テーマやコンセプトに沿って空間演出し、没入感を非常に高く感じることができました。
ペーパーボイスギャラリー「PAPER VISION2 森の点。」では
テーマ、デザイン、紙の選択、この3つの関係に一体感があり、
展示を見た時にすごく気持ちよく、ワクワクしました。
元々紙が好きで、紙に対して知識を持っている方だと思っていましたが
さまざまな紙の使い方を知ることができ勉強になりました。
知らない種類の紙もたくさんあり、
AプランやMr.Aなど、今度自分の制作でも使ってみたいと考えています。
グランフロント「世界を変えた書物」展では、
開いた本の形を模した入り口をくぐった瞬間、その世界観に引き込まれました。
表面が波打状になっている本棚がずっと奥まで続き、
古い書籍が大量に陳列されていて搬入の大変さが想像できました。
さらに奥へ進むと、展示会場の真ん中には、
幅3メートルぐらいの立体的なインフォグラフィックスがありました。
それぞれの年代、分野の著作がお互いに影響し合い、
その影響で新たな著作が生まれた様子、連鎖反応が表現されていました。
インフォグラフィックスをこのような形で表せるなんて考えたことがなく驚きました。
情報デザインコース 3年
常 程
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どちらも展示が素晴らしく、卒業制作展にむけても
とてもいいヒントと刺激をもらった展覧会でした!
(展覧会は終了しています)
ペーパーボイスギャラリー展示会「PAPER VISION2 森の点。」
http://www.heiwapaper.co.jp/shop/2015/10/post-36.html
平和紙業ペーパーボイス(東京・大阪)
http://www.heiwapaper.co.jp/shop/gallery.html
「世界を変えた書物」展
http://www.kanazawa-it.ac.jp/shomotu/
スタッフ:ハシジ
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