- 2015年12月15日
- 日常風景
【染テキ】4年生合評会
先週末は4年生の合評会でした。
評価が決まる緊張の時。
出来てませんなんて、絶対言えない時。
とにかく、心臓が飛び出しそうになる時間
慌てる4年生
合評始まり。
今年の作品はどこか日本を感じる作品が多い印象を受けました。
完成の形が着物や浴衣、幔幕、技法も植物染織、型染め、板締めなどの作品が多い
ことが理由の1つかもしれません。
宮本さんの作品
コツコツとまじめに、型染めと向き合う宮本さん。
卒業制作に取り組むことで、ぐっと技術力もあがりました。
手で作る仕事が好きだから。本当に純粋な作品だと思います。
片山さんの浴衣作品
大胆な大柄。盆栽や団扇、金魚鉢など日本を感じるモチーフをデザインがオモシロい。
オリンピックに向けて日本は元気になる!良き日本を再確認しよう!をコンセプトに制作しています。着た時の姿が早くみたいですね。
大淵さんの作品
自分が着ているテキスタイルをモチーフに染める。
その着眼点がとてもおもしろい作品です。
杉村さんの作品
杉村さんには独特な彼女の世界があります。
それは、なんかきっちりしていると言うより、ゆるい。
何が飛び出してくるかわからくて、ちょっとわくわく。
シンプルな世界というより、ごちゃごちゃした世界。
引き込まれて下さい。
西薗さんの作品
コンセプトがとても綺麗な作品です。
是非、卒展の時に読んでみて頂きたいです。
テグスを使った作品。よく見るととても細かい織柄が出ています。
透明感のある色が、素敵だと思います。
市川さんの作品
誰もが通って来た学生時代の記憶を蘇らされる作品。
ランドセル、マンガ、ギョウ虫検査のあの青いシート。
作品を前にすると、「あ〜。わかるわかる」「あの時さ〜。」など、おもわず、それぞれの思い出話を口にしてしまいます。今回はインスタレーションで表現。
澤田さんの作品
おばあちゃん、お母さん、自分。
三世代で着れるテキスタイルの追求が彼女のテーマ。
老いや年代、流行を超えて楽しめることを目標に制作しています。
この背景にある、写真もまたとても良いので、是非注目してもらいたいです。
これから1週間はゼミの先生と最終ミーティング。
それぞれ、合評で気がついたところを少し手直していて、完成度を上げていきます。
2月28日から卒業展覧会始まります。
多くの人に見てもらいたいです!