文化財保存修復・歴史遺産コース

しまね景観賞において「村上家資料館」が奨励賞を受賞しました!

立春も過ぎ、梅の花が咲き出していますね! 歴史遺産学科副手です。

 

さて、今回は歴史遺産学科の学生たちも関わり、復元・整備いたしました

鳥取県隠岐郡海士町の「村上家資料館」に関して嬉しいニュースです!

 

村上家は隠岐に御配流された後鳥羽上皇のお世話をしたという隠岐を代表する由緒ある旧家です。

海士町では、その村上家の屋敷を資料館として整備しました。

 

そしてこのたび、村上家資料館が「しまね景観賞」の公共建築物部門において奨励賞を受賞しました!

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「しまね景観賞」は、島根県の魅力ある島根の景観づくりに貢献しているまちなみや建築物、活動等が認められ、表彰されます。

 

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平成24年度からはじまりました村上家の復元・整備には、夏休み期間に本学科の学生も関わらせていただきました。

村上家庭園発掘中

 

埋もれた庭の発掘・測量。そして復元後の整備など、貴重な体験をさせていただきました。

上の写真はちょうど庭の測量をしている作業写真です。

 

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また、村上家修復中に取り外された襖の下張り文書も丁寧にはがして記載内容の調査をしました。

 

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そのほか、資料館のお手伝いとして、「今坂氏旧蔵文書※」の調査にも参加しました。

※「今坂氏旧蔵文書」…海士町の旧家から新たに見出された古文書。

 

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1点ずつ写真を撮り、法量(寸法)を計測し、調査票に内容等を記録していきました。

 

今回の受賞をうけて、関わった学生と共にとても喜ばしい気持ちでいっぱいです。

心からお祝い申し上げます。受賞をおめでとうございます!!

 

 

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