- 2016年2月28日
- イベント
【染テキ】卒業展覧会、はじまりはじまり!!!
卒業展はじまりました。
昨日は美術工芸学科の講評会。
いつもは日本画からはじまりますが、今年は現代美術写真から。
上にも下にもたくさんの人。
どんな辛口コメントが飛び出すでしょうか。
ゲストは、国立国際の中井先生と、インドからの芸術家さんお二人。
瀬戸内芸術祭が3月20日からはじまりますが、お二人はそちらで制作展示をされるようです。
通訳はエリック先生。そして、現代美術写真の学生さんとアルトテックの柳生さん
ぞろぞろぞろと回診が始まります。(わたしはこの回診が好きです。)
今回のコース
現代美術写真→総合造形→染織テキスタイル→油画→日本画
ということで、染織の番がまわってきたのであります。
今年の作品は、じっくりと技法、素材、テーマに向き合った作品が多く見られると思います。
お着物、型染め、板締絞、古典模様、七十二候、色、テグス、柄
しかし!実は、ジュエリーやインクジェットの洋服。インスタレーションもなかなか、
オモシロいコンセプト。自分と自分の関係性や自分と他人との関係、家族、そこには学生自身の今考える悩みや疑問、考えが良く現れている作品だと思います。オモシロいです。
また、自分で身につける事のできるアートなので、その点も注目して頂きたいですね。
今回一番よく売れているのは手拭のシリーズ。
そして、よくお声がかかっているのは、大塚さんの着物です。
四万十川をテーマに作った、真ん中の水色のお着物。
とても美しいです。
是非、作家と話かけて頂き、作品1つ1つのストーリーを聞いて頂けたらと思います。