- 2016年3月16日
- 日常風景
3月12日 卒業式/お祝いの会
少し肌寒い中、2015年の度卒業式が行われました。
卒業生の子どもたちはいつもの服装ではなく
スーツや袴を着ている男の子、ドレスやワンピース、着物を着てきた女の子。
子どもたちは、とてもよい顔で登校してきました。
そして卒業生にとっては最後の朝の会。
みんなで円になり、お名前を呼ばれ大きな声で一人ずつ返事をしていきます。
お名前呼びの後は一つ、『おおきくなるということは』という絵本を読んでもらいました。
絵本を見ている姿も今日はなんだか、凛々しく見えました。
式が始まる前に年中、年少のお母さんたちが主になり、卒業生の親子にブローチをプレゼントしました。
そして、年長からも年中年少へブローチをプレゼントしました。
お母さんが一つ一つ、相手の親子の顔を思い浮かべながら手作りで作ってくれていました。
そして卒業生入場では親子で手を繋ぎ、会場に入っていきます。
会場に入っていく姿は少しの緊張や恥ずかしさ、でもそれ以上に嬉しい気持ちが混ざり合った、とても良い表情をしていました。
式が始まり、証書授与では一人ひとりが大きな声で返事をし、校長から証書を受け取ります。
次は年中年少から卒業生の言葉を送ります。
「いっぱいやさしくしてくれてありがとう。いっぱいあそんでくれてありがとう。またあそぼうね。」
と大きな声で卒業生に送ります。
そして年少のお母さんが送辞を読んでくださいました。
年中、年少にとっての年長の存在を改めて感じることができ、卒業を実感する言葉でした。
そして卒業生が一人ずつ、こども芸大で過ごして楽しかったこと、思い出に残っていることを発表します。
虫を見つけたこと、友だちがたくさんできたこと、木に登ったこと、跳び箱6段飛べたこと・・・
大きな返事をしてから、在校生や家族に向けて言います。
卒業生から年中、年少の子どもたちや家族に言葉を送ります。
「こどもげいだいのみんな、あそんでくれてありがとう。ともだちになってくれてありがとう。おとうさんおかあさん、おべんとうをありがとう。」
次に卒業生母の代表のお母さんが、答辞を呼んでくださいました。
最後は「思い出のアルバム」を歌います。
歌詞は子どもたちがこども芸大で季節ごとにどんなことをしたか、楽しかったことや思い出に残っていることを出し合い、それを元にスタッフが歌詞を作りました。
当日は今までの練習の中でも一番良い「思い出のアルバム」をみんなが大きな声で歌っていました。
そして2015年度卒業式は終了しました。
午後からはお祝いの会を行いました。
お祝いの会は在学生のお母さんたちが中心になり企画をしてくれました。
卒業生の年少から年長までの3年間のスライドショーを見ながら
みんなでお弁当を食べながら思い出話に花が咲きます。
また卒業生のみんなでタイムカプセルを瓜生山の
梅の木の下に埋めました。
掘り返すのは10年後、みんなが16歳になったとき。
中身を見た時、子どもたちはどんな表情をするのでしょうか。
わたしたちは、16歳になったみんながどんな高校1年生になっているのか・・・
その姿が1番の楽しみですね。
そしてここからがメインイベントです。
卒業生が一人ひとつ、みんなの前で発表します。
習字や空手、落語にカラオケに絵本発表・・・。
一人ひとりその子らしい発表をしてくれました。
最後は輪になり、歌を歌ってお祝いの会を終了しました。
いつものように、さようならをして1日を終えました。
少し肌寒い1日でしたが、お天気にも恵まれとても良い卒業式を無事に終えることができました。
ご協力いただいた方々、ありがとうございました。
2015年度は子ども17名、お母さん17名の計34名が卒業されました。
卒業生のみんな、卒業おめでとう。
そして、ありがとう。
(小林織香)