- 2013年5月16日
- 日常風景
★新人スタッフから見た美術工芸★−ある日の総合造形コース−
こんにちは。
今週一週間、研修で美術工芸学科のお手伝いをしている新入職員の田口です!
前回、前々回と引き続いて、最後は総合造形コースです。
今回は旋盤と鋳造(ちゅうぞう)に分かれて実習しているようです。
こちらは鋳造。
一度柔らかい素材で造形物を作り、セメントで型を取っていきます。
最後に鉄を流し込んで完成!なのですが、学生たちが造形にこだわったため、
今日は時間いっぱいになってしまいました。
続いて旋盤。
旋盤は、木材を機器で回転させて、そこに刀をあてがうことで滑らかに削っていきます。
みなさんの家にもあるであろう、お味噌汁を飲む茶碗や漆器などを作る事が出来るようになります。
旋盤は学生が集中して作業に取り組んだため、先生が「僕がいなくても機器が取り扱えそうだ」と
おっしゃっていました。
こうして少しずつ出来る事を増やしていって、自分が作りたい物に応用していきます。
一日学生の制作を見ていると、やり方はばらばらでも、
表現できるということはすごいなと感じます。表現は力です。
芸術を学ぶ、ということはちゃんと力になっていきます。
自分が思ったことがなかなか上手く表現出来なくても、
力、というのはひしひしと伝わってきます。