総合造形コース

★新人スタッフから見た美術工芸★−ある日の総合造形コース−

こんにちは。

今週一週間、研修で美術工芸学科のお手伝いをしている新入職員の田口です!

 

前回、前々回と引き続いて、最後は総合造形コースです。

今回は旋盤と鋳造(ちゅうぞう)に分かれて実習しているようです。

 

こちらは鋳造。

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一度柔らかい素材で造形物を作り、セメントで型を取っていきます。

最後に鉄を流し込んで完成!なのですが、学生たちが造形にこだわったため、

今日は時間いっぱいになってしまいました。

続いて旋盤。

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旋盤は、木材を機器で回転させて、そこに刀をあてがうことで滑らかに削っていきます。

みなさんの家にもあるであろう、お味噌汁を飲む茶碗や漆器などを作る事が出来るようになります。

旋盤は学生が集中して作業に取り組んだため、先生が「僕がいなくても機器が取り扱えそうだ」と

おっしゃっていました。

こうして少しずつ出来る事を増やしていって、自分が作りたい物に応用していきます。

一日学生の制作を見ていると、やり方はばらばらでも、

表現できるということはすごいなと感じます。表現は力です。

芸術を学ぶ、ということはちゃんと力になっていきます。

自分が思ったことがなかなか上手く表現出来なくても、

力、というのはひしひしと伝わってきます。

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