- 2017年5月25日
- 日常風景
【油画】2年生 あおぞら授業風景
みなさんこんにちは。
美術工芸学科・油画コースです。
先週のある晴れた日、油画コース2年生、神谷徹先生の人体油彩の授業が教室外の広場で行われていました。
『モデルさんを描く油画授業をなぜ屋外で??』 実はちょっとした秘密があります。
絵と制作者の距離って実はほとんど一緒なのです、どんな巨匠でも…。
でも描いたものを見る距離には適正距離というものがそれぞれあります。
制作現場を飛び出して、屋外で、距離をとって自作を眺めるとそれまで見えなかった事に気づく瞬間があります。
気づけば行き詰まりもスッと風通しが良くなるもの。
この小休止のあと絵はどんどん進み、5/18には無事に講評会が終わりました。
描いたものを見る・みる・ミル…
ここからは、みんなの「適正距離」探しの様子をご紹介。
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高戸さんの場合…
立ってみる。
座ってみる。
ちなみに、絵と制作者との距離はこんな感じ。
おっ、何か発見が?
作品を持って…
…2年生のアトリエへ◎
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南浦さんの場合…
高戸さんの隣で、同じように遠くから作品を見つめていた南浦さん。
遠くから見た後、近づいて…
もっと近づいて…
…じっと見た後、2年生のアトリエへ◎
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坪本さんの場合…
適正距離から◎
そして何かに気づいて…。ん?右手に何かを持っていますね?
おおっ!アトリエではなく、そのまま外で制作!
気づいた・感じた その時にキャンバスへ。
神馬先生からのアドバイスも加わります。
ふむふむ、ほうほう…。
坪本さんはこの後もしばらく野外で制作が続きました◎
(ほんとうに、それぞれのスタイルがありますね)
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御村さんの場合…
作品を置いた後、しばらくその場でじっと見て。
神谷先生と一緒に適正距離から。
たっぷりの時間を使って、先生からアドバイスを頂きました。
お二人と同じ目線から。
みんな一緒に◎
6月と7月の1日体験オープンキャンパスでも、同じ様に描いた絵を屋外で鑑賞する読み解き体験ができます。
ちょっとしたプチ開眼体験を求めている、絵の好きなみなさん!
遠くから・近くから・遠くも近くもない距離(=適正距離?)から、自分が描いた絵を見てみましょう。
先生からのアドバイスも加わって、きっと新しい発見があるはずです◎
一日体験オープンキャンパス、お申し込みはこちらから↓
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-11_07-09/
それでは、みなさんとお会いできる日を楽しみに。
お待ちしています◎
美術工芸学科:油画コース