- 2017年6月12日
- イベント
【オープンキャンパス】一日体験入学を行いました!!
みなさん、こんにちは。
6月11日(日)、京都造形芸術大学では第一回「1日体験入学オープンキャンパス」が開催されました。
この日、たくさんの高校生にご参加いただきました。どうもありがとうございました!
アートプロデュース学科では、「マンガでわかるアートの魅力」というワークショップ型の授業を開催。
他の参加者と1ページの漫画の読みあいを通して、「アート」って何?という疑問についてみんなで考えました。
配布されたとある8コマのマンガ。この1ページのマンガを物語の内容、コマ・セリフの順番、登場人物の気持ちや関係性、状況などを意識して、描写の細部に渡るまでじっくりとまずはひとりで約20分かけて読み込みます。それぞれ考えたことや気づいたことを、マンガの余白にどんどん書き込んでいきます。新しく吹き出しを付け加えて、登場人物の感情を表現する高校生も!
個人で読み込んだ後は、各グループ同士で意見交換。自分が読んだ時と他の人とでどうマンガを読んだのか感想を述べ合いました。すると、登場人物の感情の捉え方の違いや、コマの読み順の違いなどそれぞれ物語の見え方や感じ方が他の人とは全く異なっていることに気がつきます。
その後、それぞれで共有した複数の意見をまとめた上で、さらに議論しながらグループで新しく一つのストーリーにまとめていきました。
そして最後に全体で、この物語をどのように読んだのか意見を発表しあいました。
参加した高校生たちからは、以下のような感想をいただきました。
●8コマの作品でもたくさんの意味がつまっていることに気づけたし、面白かった。読み方も気づいた点もそれぞれ違ってディスカッションをするのが楽しかったです。
●他の人の意見を多く聞けたことが良かったです。普段友達同士でここまで深く話し合うことがないので新鮮でした。
●みんなが親しみやすい”まんが”というもので、みんなと色々な角度から斬り込められるのが良かったです!
●初対面の人達と本当に自由に楽しく話すことができて、新しいものの見方をすることができた!深く様々なことを考えてみたいと思った。
●周りのみんなと意見を出し合うことで、新しいものが生まれると思った。今まで考えていなかった何気ないことも何か意味があったのかもと考えさせられた。
などなど。たくさんの素敵なご感想、ありがとうございました!
この授業を通して、さまざまな解釈を増やしていくことで、作品の魅力や世界が広がっていく面白さ、物事をいろんな視点からみることの楽しさを体験できたのではないでしょうか。
今回はマンガをもとにした授業でしたが、アートプロデュース学科では絵画や演劇、写真、映像などのさまざまな作品を用いて、作品を「みる」力を養っていきます。次回もこうした「みる」という行為を通して、「アートで学ぶ」授業をお届けしますので、第二回1日体験入学OCにもぜひご参加いただけたらと思います!
アートプロデュース学科一同、みなさんと会えるのを楽しみにしています!
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体験授業のほか、OC時は学科別で個別の相談ブースも設けていますので、もっと詳しく話を聞きたい!アートプロデュース学科が気になる…という高校生は、次回ぜひ相談ブースも訪れてみてください。先生方がお待ちしています〜!
【次回予告】
そして次回の1日体験入学OCは7月9日(日)!!
「見せ方ひとつで傑作に?」を開催します!この授業では、作品の可能性を引き出す「見せ方で魅せる」術を学びます。作品の作り手・鑑賞者の受け手のどちらも大切な、「伝えること」と「伝わること」の違いを理解します。
参加申し込みはまだまだ受け付け中です!ぜひぜひお気軽にご参加下さい〜
詳細はこちらから☞ OPEN CAMPUS 2017 1日体験入学開催!
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