アートプロデュースコース

【授業紹介】プロフェッショナル研究(プロに学ぶ)〜作品を最高のかたちでみせる〜

  • 前回お届けした、「プロフェッショナル研究(プロに学ぶ)」の授業紹介第2弾になります!

5月31日(水)は、美術館や博物館の展示企画、会場設営を行う株式会社ゴードーの和田雅弘さんをお招きして、作品の展示方法を伝授していただきました。

 

「作品を最高のかたちでみせる」

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はじめに、展覧会が出来るまでに必要なことついて講義を行いました。

和田さんがこれまで携わってきた企画展示の紹介とともに、空間の演出方法や実際の展示作業の流れ、受注に至るプランニングなどを事例をもとにお話ししていただきました。

身近で行われる展覧会のお話も多く、普段展示空間からは伺えないアート界のお話に学生たちからは驚きの声が聞こえました。

 

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講義のあとは、各自持ち寄った作品を用いて、各グループで小さな展覧会を企画するワークショップを行いました。

まずは、どういうテーマで作品を展示するのかコンセプト決めからスタートです。展示作品を吟味しながら話し合いを行う学生たち。次に展示のコンセプトが鑑賞者に伝わるように、作品の「みせ方」を考えていきます。

 

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前回の「アートハンドリング」で身に着けた知識を活かして、展示作業に取り掛かります。

展示台を印象的にみせるための飾りつけや、照明のセッティングまで行いました。

 

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「流通」をテーマにした『流れ』、「生と性」を表現した『INOUT』など、各グループ独特な作品展を完成させ、展示の特徴、工夫した点、感想をなどを話し合いました!講師の福元先生とゲストの和田さんからは、「自分が感じる作品の魅力を発信するだけでなく、作り手であるアーティストや、鑑賞する人たちの視点に立ったうえで自分なりの空間作りを行うことが大切」というお言葉をいただきました。

和田さん、ありがとうございました!

 

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