文芸表現学科

いしいしんじさんと動物園へ

文・中西一貴(クリエイティブ・ライティングコース2回生)
 
 
作家のいしいしんじさんが担当する「クリエイティブ・ライティング特講IV」では、みんなで一つの詩を朗読したり、蓄音機でレコードを聴いて情景を想像したりと、毎回趣向を変えた講義を通して、小説や創作に対する考え方を学びます。
今回は京都市動物園で小説執筆についての講義が行われました。
 
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動物園内にある展示室で、動物園と小説、動物園と都市の関係性についていしいさんが話したあと(僕はこの話、あまり理解出来ませんでした……。今度、個人的に聞きにいきたい)、「自分が着ぐるみを着ても違和感がないような動物」を探すためにみんなで動物園を歩きまわりました。
 
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後半は、それぞれ「こいつだ!」と思った動物の前に座り、小説を書きます。「動物たちの、言葉にならない震え(振動)みたいなものを感じ取って」「動物たちに身を任せるような気持ちで」小説を書け、とのこと。うーん、簡単なようで難しい。
 
象、ツル、虎、チンパンジー……、みんな思い思いの動物の前で、リラックスした状態で小説を書いていました。ちなみに僕が選んだ動物は、サンケイというキジの仲間です。
 
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僕が課題で書いた小説はこちら→ 「だいたい、ほんとうのこと」(クリックするとPDFが開きます)
 
 

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