- 2018年7月31日
- ニュース
展覧会情報
こんにちは、
鬼頭健吾准教授(大学院芸術研究科)の開催中の展覧会と、今年3月に修了された檜皮一彦さんの2つをご紹介します。
2つとも、遠方の展覧会になりますが是非ご高覧くださいませ。
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「treasure boat」2018 steel,acrylic
鬼頭健吾
フラフープやシャンプーボトル、スカーフなど日常にありふれた既製品を使い、 そのカラフルさ、鏡やラメの反射、モーターによる動きなど、回転や循環を取り入れた大規模な インスタレーションや、立体や絵画、写真など多様な表現方法を用いた作品を発表。それらは、 現代の人工的な色彩感覚や輝きと、生命体や宇宙を感じさせるような広がりを混在させています。
本展では「六本木アートナイト2018」で国立新美術館の正面玄関前に展示した、舟をイメージし、 カラーアクリルとスチールを組み合わせた新作を展示する。
鬼頭健吾 color color
会期:2018年7月21日(土)~8月5日(日) 10:00~20:00
入場料:無料
会場:ガトーフェスタ ハラダ 本社ギャラリー
(群馬県高崎市新町 1207)
*アクセス情報は、こちら
お問い合わせ先:CI推進部 Tel : 0274-40-3622 (平日午前10時~午後6時)
主催:ガトーフェスタ ハラダ
協力:rin art association.
*展覧会情報は ガトーフェスタハラダHP から転載しています。
また本大学サイト内、対談企画 鬼頭健吾×大庭大介 もあわせてご覧ください。
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こちらの、檜皮さんは17年度 京都造形芸術大学大学院 修了展 大学院賞を受賞されています。
ー以下、展覧会フライヤーより
わたしたちはときどき、うまくいかない。
たとえば口笛が吹けない、ウィンクができないなど身体にまつわるささいなこと。一言の過不足に思わぬ誤解を得るなど言葉の難しさ。些事に左右される自分の気分や、他人の心理のわからなさに歯がゆさを感じる人も多いでしょう。
自身の体と心のコントロール不能性や、他者の思考や身体感覚の不可知性など自分と他人とをとりまくある種のままならなさは障害・健常といった区分に関係なく大なり小なりだれにでも起こりえます。そうした個別の事情は平板化した社会のなかでは都合の悪さとして現れることもあります。しかし、そうしたことを焦燥ではなく、創造性を秘める豊かさとして捉えることはできないでしょうか。本展では、自己と他者とをその間に生起する「うまくいかなさ」をテーマに、それぞれ独自の仕方で自他に向き合う四組による作品を展示します。局地的で、しかし無視できないだれかとわたしのあり方について、鋭く、朗らかに可能性を開く作品をご覧ください。
移動する港Ⅰ「豊かな不都合」
会期:2018年 8月14日(火)〜28日(火)
出展作家:榎本高士 関川航平 即興からめーる団 檜皮一彦
会場:四谷三丁目ランプ坂ギャラリー
東京都新宿区四谷4-20四谷ひろば内
アクセス情報は、こちら
開館時間:11:00〜18:00
休館日:木
料金:無料
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館(東京都渋谷公園通りギャラリー)
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イベント
関川航平によるワークショップ
日時:8月18日 14:00〜17:00 ※事前申込み制
即興からめーる団によるワークショップ
日時:8月19日 14:00〜17:00 ※事前申込み制
出展作家によるトークイベント
日時:8月28日 16:00~18:00 ※申込み不要
いずれも詳細はウェブサイトにて掲載予定
2017年に開館した「東京都渋谷公園通りギャラリー」は、 東京都と連携して芸術を通じた共生社会の実現を目指した事業を実施してきた。
現在同ギャラリーは改修中で、19年度にリニューアルオープンを予定している。
そのリニューアルに先立ち、18年度は施設外において展覧会「移動する港」が都内3会場、全3期にわたって開催される。各地から船が乗り入れ、多くの文化が交差し続ける港のように、様々なタイプの表現と鑑賞者が出会う場の創出を目指す、新たな企画だ。
ー 美術手帳 より記載
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