- 2018年8月7日
- イベント
「福田直樹写真展 嘱目」にて村田諒太選手の似顔絵を担当しました!
ロンドン五輪ボクシングミドル級金メダリストであり、WBA世界ミドル級王者・村田諒太選手という世界最高峰のボクサーを被写体とし、『パンチを予見する男』と呼ばれ、世界一のボクシング・カメラマンとの呼び名が高い写真家・福田直樹さんの美麗な写真によって、村田諒太選手という稀代のボクサーが持つ魅力、そしてボクシングの持つ芸術性を余すところなくご紹介する展示「福田直樹写真展 嘱目」が京都造形芸術大学、瓜生山キャンパス人間館エントランスラウンジにて7月28日から8月12日まで開催しております。
また7月28日には「福田直樹写真展 嘱目」のオープニング記念イベントとして、京都造形芸術大学に村田諒太選手が来られトークイベントも行われました。
そこで、「村田諒太選手が大学に来られるなら、似顔絵を描いて、おもてなしをしよう!」
と、キャラクターデザイン学科の学生が、日ごろから学んでいるイラストを描く技術と知識を生かしながら村田選手の似顔絵を描きました。
ゲームやアニメーション、キャラクターイラスト、CGなどを中心に学ぶ学生とって、リングというカンバスで戦う村田選手やボクシングをどのように感じ、またそこから得たパワーを、次に自身の中でどう生かしていこうと思ったのかを、似顔絵を担当した学生のコメントを通してご紹介致します。
〔キャラクターデザイン学科3回生 宇野亮〕
記事や新聞の画像などを見て描かせて頂いたのですが、試合中の鬼気迫る顔つきとオフショットの爽やかな表情のギャップに驚きました。その二面性をどう一枚の絵に収めようか少し悩みましたが、楽しく描くことができました。
実際にご本人に絵をお渡しすると、ご本人から「ゴツいなあ!」と筋肉を強調させて描いた僕の絵にコメントして下さり、とても嬉しかったです。
写真展を見て、福田さんの写真は僕にとってかなり勉強になる所が多くて参考にさせて頂こうと思いました。ハイスピードで行われるスポーツでコンマ単位でのシャッターチャンスを逃さず撮った写真には、スピード感や臨場感、選手の感情が伝わってくるかのような迫力がありました。僕も絵描きとしてこの絵作りを参考にしたいです。
〔キャラクターデザイン学科3回生 野岸大祐 (福井県立大野高等学校出身のコメント)〕
似顔絵なので似せることも大事だと思ったのですが、完璧なものではなく特徴を捉えつつ自分の得意なテイストで描くことが大切だと感じました。僕の場合、少年漫画のようなテイストが得意なので試合の写真を見ながら、闘う村田選手を描かせて頂きました。
実際にお会いすると、試合のイメージとは違い、にこやかでとても優しそうな方で、試合中に見せる表情とはまた違った一面を見ることができました。また似顔絵をお渡ししたときに、喜んでくださり、とても嬉しかったです。
世界で闘い続ける村田選手の写真展を見て、純粋にかっこいいと感じました。ボクシングという競技で常に上を目指すという気持ちがその目に込められていたのではないかと思います。
僕はイラストという分野で全く違いますが、村田選手の姿勢を見習い、自分に妥協することなく常に上を目指したいと思いました。
〔キャラクターデザイン学科3回生 井村真子(公立北海道北見北斗高等学校出身のコメント)〕
似顔絵を描いてお渡しする、ということ自体初めての体験だったので、ペンを持って画面と向き合っている時から緊張で気持ちが一杯でした。かっこいい村田選手を敢えてかわいらしくなるように描くことが難しくも、楽しんで取り組むことができました。オーラに圧倒されていましたが、素敵な笑顔がとても印象的でした!似顔絵をお渡しすると、似顔絵を見て「これかわいいですね」と言って喜んで頂き、何よりも嬉しく思いました。
今回実際にお会いして、また写真展で村田選手がボクシングで、自分自身でパフォーマンスをされる様子を見て、沢山の力を頂きました。
私は自身でパフォーマンスをするということを苦手とする分、制作等を通して周りにプラスの影響を与えられるように、今回の機会を生かしたいと思いました。
「福田直樹写真展 嘱目」の似顔絵に参加した学生
キャラクターデザイン学科2回生 村上日向(私立大阪女学院高等学校出身)
キャラクターデザイン学科2回生 小松桃子(高知県立中芸高等学校出身)
キャラクターデザイン学科2回生 米田凪沙(大阪府立山田高等学校出身)
「福田直樹写真展 嘱目」イベント詳細はこちら
https://www.kyoto-art.ac.jp/events/1872