映画学科

映画の美術とは?「映画技術基礎IIIA」

「映画技術基礎IIIAB」は、1回生後期から受けられる、「映画のなかの美術」について学ぶ授業です。

この授業は、映画学科の教員で、これまで国内外で多くの映画美術を作ってこられた嵩村先生が担当されています。

 

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〈嵩村裕司先生〉

 

「映画のなかの美術」といっても広範囲におよびますが、今回はスタジオにセットを建てることを想定して、セットの壁となるパネルを作りました。

 

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パネルのおもて面には、「ちゃちり」と呼ばれる紙を下貼りしてから、物語の時代や場所、人物設定に合わせて色を塗っていきます。

 

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塗料が重たいうちは穴を上にしてバケツに注ぐと、液だれも少なく注ぎやすい! 知っておくと便利な小技ですね。


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基本となる白を塗りましたが、「ちゃちり」を下貼りしておくと、ちゃちりを剥がして貼り直せば別の色を塗って再利用することができます!

 

これがセットの壁となり、登場人物の「部屋」や「とあるカフェ」…など、映画の舞台となっていくのですね。

 

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高いところは助け合い、皆楽しみながら作業を終えました!

 

 

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