こども芸術学科

【卒業展】 鈴木潤さん 講演会

2月12日、こども芸術学科の展覧会場にて、メリーゴーランド京都 店長の鈴木潤さんに講演会をしていただきました。

 

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メリーゴーランド京都とは、三重県四日市にある子どもの本専門店 メリーゴーランドの京都店として2007年秋にオープンしました。

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ご自身が店長を勤めるメリーゴーランド京都での出来事から、子どもとの関わり方、それについての考え方などをお話しくださいました。その中でも特に印象深かった言葉をいくつかご紹介します。

 

子どもが不思議と思ったことや興味を持ったことに対して、大人は単純に答えを出さず、子どもと一緒に不思議がったり、一緒に考えていく、見守っていく事が必要であり、大切なこと。

 

子どもの教育にはいろいろな視点が必要であり、幼児教育も含め、子どもに対する大人の視点を限定的にしたり、子どもと関わろうとする際に簡略化したり、単純化したりせずに、様々な視点で見守り、教え、対話していくこと。

 

「子どもの専門家」というくくりの人だけが子どもの教育に関わるのではなく、多様な視点を持った人が子どもに関わることが必要。核家族が増え、両親以外が子どもと関わることが少なくなった今、近所のおじちゃん、おばちゃん、お店の店主さん・・・家族以外の人たちが子どもを見守り、声を掛けてくれていた昭和の時代の地域社会のようなつながりが、必要とされると思う。

 

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 働くことや、社会に出ることに対して、今までネガティブに考えていたことが、潤さんのお話を聞くことによって、働くことの楽しみや、子ども達を積極的にポジティブに関わっていけるかもしれないという気持ちになれたと思います。

 今回の卒業制作展で、学生達は「私がその「時」を創る」というテーマを設定しました。環境や時間を自らの力で創ることを忘れずにいたい彼らにとって、背中を押されるような言葉をもらったのではないでしょうか。    

                                           (彦坂:教員)

 

 

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