芸術学コース 馬場 大輔
甲斐荘楠音の作品の中で最大級の作品《畜生塚》。大正4年に描き始めて昭和53年に亡くなるまで完成しなかったとされる、未完の大作です。私は、2023年、京都国立近代美術館での展覧会で本作を初めて見た時に、あまりの異様な雰囲気に、その場で呆然と立ち尽くしてしまいました。約60年もの歳月をかけても完成しなかった《畜生塚》には、きっと、甲斐荘が特別な想いを抱いていたに違いない!と確信し、その想いを私が解き明かしたい、と思ったのが研究のスタートでした。今後、皆様に《畜生塚》に注目いただき、多くの研究論文を読めることを願っています。
大阪府
甲斐荘楠音《畜生塚》の登場人物のモデルと、制作時期に関する考察
馬場 大輔
芸術学コース
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