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「Take My Hand」

イラストレーションコース 松本 陽生

 卒業制作において私が描いたこの作品は、『SF の作風で「現在、そしてこれからの人とAIの関係」について私が考えることをイラストで表現する。』をコンセプトに、私が今までに見て聞いて学んだこと。課題や趣味で作品を制作するうえでの経験などをもとに、今まで 使わなかったような表現方法も取り入れながら学生生活の集大成となる作品を作ることを意識して 制作したイラストである。
 最初の提出でのラフの中から一番印象的なものを選択し完成させた。人とAIはもう出会ってしまっていてそれをどう活用するかで様々な問題が現在でも起きているがそれは使い方次第で人間に大きな利益をもたらすものであると考えているため、一人称視点で手を取るか取らないか選択を迫られるような、またどのようにして手を取り合っていくのかを考えられるようなイラストにしたくてこのような構図にした。メインとなるキャラクターはAIを人として描いており、人の形はしているがどこか無機質な雰囲気を感じられるように表情や衣装、色合いなども意識した。地面の矢印は未来へ進む一方通行を表しており私たちが進んでいく途中で出会ったといったことを表している。このイラストにおけるAIはいわゆる生成AIを想定しているため、それをうまく表せるように最初の段階ではなかった六つの腕や奥に向かって飛んでいくフォルダー群を追加した。また今まで個人的に制作してきたイラストはそのほとんどがキャラクターの立ち絵であったのであるが、卒業制作においては学んだことの集大成でもあることからパースのついたイラストを制作した。
 あとは細かいところの説明になるが六つの腕はそれぞれ個性や性格が感じられるようなポーズをとらせるよう意識した。そしてキャラクターの髪の毛や衣装に反射する光は右の壁のホログラムや左の壁のライトの色をしっかりと意識しつつ、キャラクター本体の色合いがあやふやになることを防ぐため強くなりすぎないようにも意識した。他にも右の壁には作品のコンセプトにも通じるメッセージを浮かべているほか、左右の壁と地面(床)が同じような色合いになりすぎないように水を張っている。また水面に反射する部隊もしっかり意識しながら、キャラクターや自分がお互い歩いている(止まっていない)ことを表すために少し波打たせ、それに伴って反射する物体も水面から距離が遠いものは少しずつぼやかした。
 以上が私の卒業制作作品についての説明である。

松本 陽生

イラストレーションコース

 こんにちは。松本陽生です。もともと絵を描くのが好きで、もう少しうまく描けるようになってみたいなと思い勉強してきました。あの頃より少しだけでも上手に描けてたらうれしいなと思います。

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